ホール帰りの酒場でも盛り上がった、比嘉大吾6年5ヶ月の集大成。
野木さんも仰ってた通り、比嘉大吾は「愛されキャラ」なのだろう。
自分の周りの方々の比嘉への思い入れを聞いて、改めて思う。
でも自分は西田凌佑戦を思い出してしまう。
あれからどう変わったか。
様子見の初回?
終了間際、大きく左を振って行く比嘉。
距離が詰まれば、サウスポーも関係ないぞ。
2R
比嘉が入るところに武居の左アッパー。
しかし比嘉は構わず行くしかない。
武居の右フック。やはり中途半端な距離は危険だ。
3R
比嘉が躊躇すれば、武居の拳が飛んでくる。
アッパー系、今日の武居は突き上げるパンチが多い。
4R
身体で押し込んでいく比嘉。
ロープへ押し付けての連打、乱打。
次は武居の番。比嘉、間を開けたくないぞ。
武居が前に出て、比嘉が下がる。
しかし比嘉、拍子木の音と共に左を合わす。
5R
この回は比嘉が前に出て、武居が動く構図。
比嘉、行き切れないか。
6R
やはり距離があると武居の拳が飛んでくる。
入りたい比嘉、腹括って行けば意外と入れる。
でもこの日の武居はアッパー系を多用し、比嘉を刈り上げる。
7R
この回は武居の方が仕掛けるシーンが多い。
そうなると比嘉は踏み込んでいけないか。
最近の武居は試合を重ねる毎に、以前の様な得体の知れなさが薄れ、魔法が解けてきたような印象を持っていた。
でもこの日のアッパー多用のボクシングは、個人的には有りだと思う。
8R
一発入れば行ける、見せ場を作れる比嘉だけど、その一発をどう当てる。
そして一度途切れると、そこからまた行けない。
じれったい。
9R
頭つけて押す比嘉。
アッパー突き上げる武居だけど、あの右は効いたぞ!
比嘉そこからどうする。
武居、ステップして距離を取ってヒットを重ねるが、やはり比嘉の拳は怖い。
10R
武居、ステップして距離取って拳を伸ばす。
比嘉、行けるか。
コーナーへと追い、武居のアッパーにもめげずに、頭をつけて押す場面。
11R
比嘉の左フックで武居の身体が揺れる。さらに追撃の一発。
しかしそれでもすぐ立場を入れ替えられるのは、武居の格闘センスか。
比嘉の右、武居グラつく。
フォローの左フックか、武居ダウン!
しかし武居は、それ以上に比嘉を攻めさせない。
比嘉としては勿体ない。
12R
比嘉にとっては行かなきゃいけない、取らなきゃいけない最終ラウンド。
しかしそこで先手を取って抑える武居も流石だ。
アッパー系連打。終始このパンチがいい。
逆に比嘉の方がストップの危機だ。
もうこの辺、メモ読めない。
試合終了、両者に大歓声 ー
比嘉目線で見始めた試合だった。
自ら言うように「やり切った」試合なのだろう。
ダラダラと続けるより、しっかりと区切りをつけれた、良い終わり方だと思う。
もちろんボクサーのことなので、本当に終着点かはまだわからないけど。
でも個人的には武居のセンスの方にも気持ちを持っていかれた。
やはり最後に攻め続けた武居の勝利で問題ないと思う。
飄々とした態度で、でもダウンを認めてない感じの強気さもいい。
那須川天心の名前を出したけど見に来てたのかな?
粟生さんは見かけたけど。