鴨と蟹 中華そば燈

淡麗ずわい蟹中華そば

相変わらずラーメン屋巡りはしてるけど、

新規開拓は久し振りかもしれない。





ホール着、いつもの18時15分頃。

第1試合の最終ラウンド、紺野大(新日本木村)がラッシュをかける。

谷田太朗(金子)を破ってうれしい初勝利。

TKOタイム、4R2分35秒。

第2試合はライトフライ級の新人王予選。

デビュー戦の杉本愛弥(木更津グリーンベイ)はアマでやっていたのかな?

プロ3戦(2勝1敗)のキャリアのある和田武士(渡嘉敷)よりスキルが上に見える。


愚直に前進する和田を、杉本は右も左も上下に打ち込む。

結構一発一発強く打っているな。

倒れず頑張る和田たけど、2R2分34秒、レフェリーが割って入った。

良いタイミングのストップだったと思う。



《石田凌太vs小山涼介》

3月のデビュー戦で1ラウンドKOデビューの小山が早くも8回戦。

しかも相手が石田とは、なかなか強気のマッチメイク。

期待の表れかな。


右クロス、そして飛び込んで左右フックを打ち込む小山。

体格で上回る石田は身体で押したいか。

追いかけるが小山はステップでかわしながら、左フック、右クロスをばんばん合わせる。


ペースをつかんで軽快に動く小山だけど無理はしないか。

石田の拳はまだ死んでいない。


7R、小山は動いて無理せずと思ったら、石田が来たところに右カウンター一発!

リング中央、石田はバッタリと倒れてノーカウントストップ。

石田は担架で退場。小山は見事な一撃。

TKOタイム、7R2分32秒。



リングサイドに竹嶋宏心を見つける。

名古屋赴任時代に通ったアマジムで、中学生の彼と一緒だった。

覚えていてくれたのがうれしい。

この日は大学同期の野田賢史(金子)と金谷勇利の応援とのこと。

野田は、木村彪吾(グリーンツダ)に判定勝ち。

採点は、77−75が二人と79−73。


セミファイナルの前に、相手の棄権でこの日の試合が流れた金子 ″3世″ 佳樹が、同門の日本ランカー足名優太と公開スパーリング。

レフェリーはロバート山本博。

山本は今後、公式戦のレフェリーまでするのだろうか?



そしてセミファイナルは、元OPBF&WBO−APミドル級王者である細川チャーリー忍(金子)の約3年振りの復帰戦。

対するは日本同級3位にランクされる酒井幹生(角海老宝石)だが、リング中央での揉み合いが続き、失礼ながら眠くなる。

77−74が2人、78−73のスコアで再起を飾った細川。

しかし酒井、何もしなかったもんなぁ。

仕方ないなって感じ。



《高田勇仁vs金谷勇利》

身体を揺らしながら左アッパーを突き上げ、左右強打を上下に打ち込む高田。

余裕を感じさせるが、それ故雑になっていないか。


動いて突破口を見出したい金谷のパンチを無駄に貰っているように見える。


途中採点は、48−47と49−46が2人。


高田の攻撃は見え見えなのだが、当たるから余裕持って雑のまんまの気が…

同じ強さのパンチばかりでは相手も慣れる。

2月の小林豪己戦を見る限り、金谷は打たれ強いとは思わないのだけど。


似た様なラウンドが続き、王者がこんなに当てているのに、KOに繋がるイメージが湧かない。

このまま同じこと繰り返して終わりそう…


9R、それでも金谷は勝負をかけて来たか。

リング中央の打ち合い。この中で変えるきっかけは出来るか?

ガムシャラな金谷の手数の隙間に左右アッパーを打ち込む高田だけど、逆に貰って相手の見せ場にしてしまう。

足も動いているし、スタミナはありそうなのだが。


観客が喜ぶ打ち合いなのかもしれない。

お互い最後まで手を出し続ける激闘と言えるのか。

しかし高田にとっては勝ちは間違いなくとも、相手を頑張らせてしまった試合に思える。

採点も97−93と96−94が2人で、意外と詰まっていたし。


勝利のリング上でWBO−AP王者の小林に対戦を呼びかけた高田だけど、世界と言うにはちょっと残念な内容だったと個人的には思う。