いろいろなものが値上がりする中、変わらぬなか卯のはいからうどん290円。
いつからこの値段なのだろう…
来月39歳になる一道宏(T&T)が、判定で中村駿(ワタナベ)下して、1年2ヶ月振りの再起を勝利で飾った。
しかしちょっと驚いたのは、一階の当日券売場で、リングサイド席のチケットが売り切れだったことだったりする。
《中川公弘vs殿本恭平》
前に出る殿本のパンチが当たる。
決してクリーンヒットとは思えないのだが、中川は効いているのか?動きが良くない。
失礼ながらこれが日本ランク1位では、松本圭佑はタイトルの防衛戦をやるべき相手がいないよな、と思ってしまう。
本当に中川は体調でも悪いのか、全く覇気が感じられない。
このままラウンドが消化されていくのかな…
中川は敗北からの再戦を迎えるにあたり、何の準備をしてきたんだ?
そんな事を考えていた矢先の7R、中川が左フックを引っ掛けダウンを奪った。
しかし最終回も、前に出て細かなパンチを当て続けた殿本が押し切り、返り討ちを果たした。
採点は76−75、77−74、78−73。
《藤中大和vsキム・ジュンス》
声を発して必死な形相の藤中に対して、涼しい顔で右オーバーハンドを振るう。
たまに右手を上げるのは、張正九のマネかな?
って知らないか(笑)
2R、キム笑顔のコンビネーション。
最後は左フックで、藤中にテンカウントを聞かす。
KOタイム、2R1分47秒。
《加藤大河vsカン・ドンヨン》
左ボディを効かせて、追撃のワンツーで、これまたテンカウント。
KOタイム、1R1分33秒。
しかし来るたびに必ずいるロバート山本博さん。
JBCに就職して芸人を辞めた…わけではないよね?
《金城隼平vsキム・ジヨン》
岩佐亮佑、中谷潤人などボクサーにも好んで使われている。
「ろくなもんじゃねぇ」「乾杯」「とんぼ」の中高時代はよく聞いていたけど、ムキムキになってからはあまり知らない。
サウスポーの金城は追いながら、右を突いて左ストレート、右ボディ。
回が進むと左アッパーも交える。
それでもキムは、足を使って動きながら粘る。
いつ止める?終始攻勢の金城は倒したい。
でもなんか中途半端に感じている。
詰めるわけでもなく、振ってくるキムにカウンターを合わせるでなく。
何か出来そうで出来ない感じ?
キムは最後まで止まらず、フルラウンドをサバイブした。
採点は3者共に60−54のフルマーク。
《左右田泰臣vsチョ・ヨンイ》
左右田はよく見て、動きながらパンチを合わすけど、前進続けるチョを止めるまでには至らず、意外と相手の拳がコンタクトする。
テクニックでは上であろう左右田がカウンターを合わすけど、チョの前進手数は止まらない。
イーブンペースで前に出続けるチョを相手に、近づかれると左右田もシンドいか。
距離をキープ出来れば、見映えの良いパンチが打ち込めるのだが。
最終回、それでも変わらず愚直なスタイルを貫くチョに対し、左右田はジャブで立て直し、右ストレート右アッパー連打。
遂にチョの手数を止めて、ストップを呼び込んだ。
TKOタイム、8R2分16秒。
現在の日本王者、出田裕一に勝ったこともあるチョ。
そしてこれまでKO負けのない相手に勝つだけでなく、フィニッシュ出来たことはより大きい。
勝利のリング上、
「39歳のチャンピオンに、36歳の僕が勝って世代交代する」
と宣言した左右田。
「全然世代交代じゃないじゃん」
と心の中でツッコんでいたが、どうやらこれは天然ではなく、狙っていたらしい(笑)