おそらく昨年、一番通ったラーメン屋

二代目谷瀬家
今年初訪問





質素な印象の12月のU-NEXT興行は何だったのだろう…
ライトアップやスモーク等、今回は元に戻っている。

でもパンフレットは前回のままの昔ながらのシンプルなやつ。
↓前回(2023年12月)
↓前々回(2023年11月)


■スーパーフェザー級8回戦
齋藤麗王(帝拳)vs 中井龍(角海老宝石)

前回の李鎮守戦での逆転KOで、逞しさを見せた齋藤が前に出るけど、プレスをかけるというより、動くサウスポー中井を追う感じか。

2Rに左ストレートをクリーンヒットした中井は、齋藤の前進に距離が潰れて揉み合う距離でも手数を出す。

距離を使い分ける中井。
変わらず前に出てパンチを放つ齋藤。
5Rには齋藤のボディが何発か入ったが、6R1分半頃に中井の左がカウンター気味にヒット。
足を使う中井を、齋藤はそれでも追う。

7R1分10秒頃、中井の左がクリーンヒット。
齋藤、これは効いた。抱きつく。構わず打つ中井。
齋藤の右目尻の出血も激しくなった。
止まらぬ中井、遂にストップ!
TKOタイム、7R2分21秒。


■フェザー級8回戦
中野幹士(帝拳)vs ジェス・レイ・ワミナル(フィリピン)

開始から1分も経たないうちに、中野の左ボディストレート一発。
身体を沈めて打ち込むでなく、そのままの構えから斜め下に拳を伸ばした感じか。

ビックリした?ワミナルは、そのままテンカウント。
中野の表情は物足りなさそう。
KOタイム、1R53秒。


前の試合が53秒で終わったのに、休憩もなく進行される。
開始当初のWHO’S NEXTは、試合と試合の間に放送のための解説が入って、すごく長かった…


■ライトフライ級8回戦
岩田翔吉(帝拳)vs レネ・マーク・クアルト(フィリピン)

岩田が強烈な左ボディを打ち込めば、クアルトは右のオーバーハンドを放ってくる。
元気よく動いていたクアルトだけど、岩田はよく見て下から崩す。
2R、左ボディで1度目。2度目も左ボディ。
再開後も岩田が強い左ボディを何度も打ち込むと、明らかにクアルトは嫌がっている。

インターバルで叱咤されたか、少し元気が戻ったか。
岩田の左ボディを喰らっても、1度は「大丈夫」とアピールしてみたものの、クアルトの動きは何となく緩慢だ。
戦力ダウンのクアルトを、岩田はジワジワ攻める。
4R残り30秒くらい、岩田はクアルトを赤コーナーへと追い、右オーバーから左ボディ。
対角線のコンビで3度目のダウンを奪った。

最後となった6R。劣勢でも強い右を振り続けて、元世界王者の意地を見せるクアルトに対して、岩田は気持ち的に一歩引いて?非常に落ち着いたゲームメイクをしているように見える。
確実かもしれないけど「熱くないな」とは、現地の素人傍観者の感想。
前哨戦で無理はしないよな。
世界戦でもしなかったけれど。

最後のダウンシーン。
倒れてすぐレフェリーはストップしたけど、クアルトはプッシュを主張して、リング上でいつまでも怒っていた。
TKOタイム、6R2分21秒。


サクサク進むスケジュール。
次のプログラムは、元WBA暫定世界フライ級チャンピオンの江藤光喜さんの引退式が始まる。