昨夜に引き続き、後楽園ホールへ。

東日本新人王準決勝2日目。

前夜と違い、充実の12試合。
長くなりそうだ…


《ミニマム級》
石井武志(大橋)vsアンディ アツシ(宮田)

第1試合からリングサイドに赤井英和さんが座っている。

頭を付け合うような距離での打ち合いのスタートだったが、石井が左右上下にパンチを打ち込むとアンディは下がりだし、耐えきれずにダウン。ボディ効いてそうだなぁ。
再開後も好き放題、コンビ連打を放ち続ける石井。
為す術ないアンディに、レフェリーが割って入った。
TKOタイム、1R2分16秒。


《ライトフライ級》
島田拓実(大橋)vs池田穂高(RK蒲田)

足を使って大きく回る長身の島田に、デビューの池田の左が届く。
動く島田をジワリジワリと追っていく。
長いパンチで応戦する島田に、ガードを気にしながら飛び込むようにワイルドなパンチを振るう池田。
踏み込んでの右ストレートで池田がダウンを奪うと、島田は立ち上がったもののテンカウントが数え上げられた。
アマ9戦の池田は見事なデビュー戦勝利での決勝進出。
KOタイム、4R1分27秒。


《フライ級》
高熊龍之介(松本ACE)vs梶谷有樹(八王子中屋)

お互いグッと出た刹那、梶谷の左カウンター一発!
高熊、キャンバスに頭を打つダウンで即ストップ。
のんびりと、これからかなぁ…と思いながら見てたら、突然終わってしまった。
TKOタイム、1R1分7秒。


《スーパーフライ級》
五十嵐春樹(龍拳湘南)vs赤沢颯太(RK蒲田)

アマ30戦のサウスポー五十嵐に、赤沢は開始から積極的に仕掛けていく。
力強い左ボディを打ち込み押し返す五十嵐だが、それでも止まらぬ赤沢に巻き込まれそうな場面も。
距離が取れるようになれば細かく前後ステップしながら左をヒットする五十嵐だが、揉み合い、スリップの多い試合。
試合終了直前には青コーナー付近で、両者意地の猛烈な打ち合い。
採点は39−37と40−36が二人のユナニマスで五十嵐だけど、心情的にフルマークはないよなと思う赤沢の頑張りだった。


《バンタム級》
印波優心(レイスポーツ)vs船橋良太(大里KNUCKLE道場)

両者位置を変えながら、頭を付け合うんじゃないかなという距離でパンチを振るい合う。
2R、印波が右オーバーハンドでダウンを奪う。
再開後、初回ほど足は動かなくなったが、変わらず我慢比べのような打ち合い。
でも回を追うごとにお互い足が動かなくなってきた。
身体を寄せ合いながらの攻防が続き、終了ゴング。
採点は、39−36が二人と40−35で印波。


《スーパーバンタム級》
二葉恒輝(松本ACE)vs中林稜太郎(ワタナベ)

身を屈めて接近を試みる中林に、二葉はスイング気味の右を上から幾度となく叩きつける。
同じような展開が続き、思わずだんだん寝・・・

3R、やはりこの展開が続くと中林はダメージが溜まってきたか、接近した打ち合いの中の二葉の右オーバーハンドによりヨロヨロと下がり、崩れるようにダウン。
二葉は結構力いっぱい打ってるように見えるけど。
それでも前に出る中林のダメージの蓄積が心配。
採点は、39−36と40−35が二人で二葉の決勝進出。


とりあえず前半の6試合。
残りは後半に続く…と思う。