激闘、再び!?

昨年の国内年間最高試合にもノミネートされている一戦の、一年振りの再戦。


早くあがれたので当日券あれば入ろうかなと、駄目元でホール寄ってみたら、全種チケットありました。

会場入りしたのは第1試合の採点が読み上げられてる頃。

入る際に半券に名前を書くのは変わらないけど、バルコニー以外は入場制限解除したのかな。
普通に隣に人いるし。



お目当てはメインと黒田雅之の再起戦。

黒田さんについては改めて書くかもしれないとして、注目のチャンピオン・カーニバル。

日本スーパーバンタム級タイトルマッチ
チャンピオン古橋岳也(川崎新田)vs久我勇作(ワタナベ)



南側後列からの観戦記。



序盤の久我は、無理に打ち合わない感じだろうか。
よく見てジャブ、ワンツー
そして強烈な右ボディも決める。

久我の方がリング中央にいる時間が長く、古橋が周りを回っている初回を経て、2Rに古橋はエンジンをかけてきたか。
近づいて打ち合いを挑む。

しかし3Rも久我は無理しない、リズムもいい。
古橋のガードの隙間に左アッパーを滑り込ます。
それでも古橋は変わらない。
ガムシャラとも思えるほど前に出て打開を図る。

4Rも久我、調子いいなぁ。
正面になりがちの古橋に左右突き刺し、ボディも混ぜる。

5Rも古橋の入り際に久我ワンツー。
古橋は入れないというか、入り際に弾かれるか、くっつかれてしまうか。
久我の左アッパーで顎が跳ねる場面も。


途中採点は48−47が二人と49−46で久我。
個人的には2R古橋以外は久我。
1点差が二人か…3Rも古橋?
もっと久我がペース取ってるように見えたけど、近くで見ると違うのかな?


6R、ペース良かったはずの久我、
どこで効いた?ボディ?
古橋の無尽蔵、ノンストップの手数に動きが止まる。
遂に古橋ワールドの開幕か!?

7Rもやはりボディか、古橋の左ボディが突き刺さる。
古橋の距離の打ち合いをうまくかわしてきたと思われた久我だけど、付き合わざる得ない場面が出てくる。

8R、結局この距離の打ち合いになるのか!
古橋ノンストップ
でも間に差し込まれる久我の強打も生きている。

9R、久我がもう一度試合を作り直す。
序盤の様な展開に戻したか。

しかし最終回、結局はここか!
リング中央、頭を付け合う打ち合い。
その均衡は破られぬまま、終了のゴングが鳴らされた。


採点は1者96−94久我の、残り2者が95−95のマジョリティドロー。

この結果を聞く限り、後半の採点は6、7、8が古橋で、9、10は久我だったのかな?
最終回はどっちにも付けられるよなぁ…


古橋岳也が再度の激戦に、辛くも生き残った。



2022年のボクシング生観戦のスタートを1月に切れたのは喜ばしい。

2019年は、これが多いのか少ないのかわからないけど覚えている限りで22回。

しかしコロナ禍の影響もあり、2020年はわずか2回、2021年は7回。


今年は会場での時間を、少しでも増やしていければなと思う。