少し動きました | 国内でMtF性別適合手術(SRS)を受けた、ちょっとした記録

国内でMtF性別適合手術(SRS)を受けた、ちょっとした記録

私はいわゆる性同一性障害(GID)のMtFです。2012年夏に例の手術を受けましたが、うまくいきませんでした。その情報提供が目的のブログです。

こんにちは。
ブログを放置プレイしてしまいまして、申し訳ありません。
なかなか忙しいのでございますあせる

ブログを放置している間に、ちょっと動きがありましたです。
ひとつはナグモクリニック名古屋に一度行ったことです。
大腸を使った再手術にはいくらかかるのかなど、訊きに行きました。
もともと提示されていた金額でしてもらえるのかと医師に尋ねますと、
そんな金額を言った覚えは無い。証拠はある?と言われ、驚きました。
それは受付の方から電話がかかってきてクリニック側から示された金額だったので、なんていい加減なんだ!とまた怒りが込み上げてきましたが、けっきょく書類が残っていたらしく、その金額でOKとのことでした。
金額などが明記された“手術申込書”を受け取りましたが、それには「性別:男」と書いてあり、まったく配慮も優しさも無いなぁと感じました。だいたい私は既に戸籍も変更しており、女性なのですから。

もう一つ。某医療機関の某医師に患部を診察してもらうことができました。
その結果‥。
大陰唇、小陰唇にタックが入って無く、メリハリがまったく無い。
陰核(クリトリス)が埋没してしまっているのか壊死してしまったのか見当たらない。
縫い跡が汚い。
‥と、膣が閉塞していることはともかく、外観について散々なことを言われました。
以前から気になっていたのです。陰唇にビラビラ感がまるで無いし、陰核が見当たらない。傷跡が目立つしコリコリと硬い部分もある。

その点について執刀医に以前メールで問い合わせたこともあるのですが、
「私の患者さんの外観としては経過は問題ありませんが、気になる箇所があるのでしょうか?」(原文のまま)という返信でした。

本当にガッカリな結果になりました。
もし手術前に戻れるのなら‥と思います。

ちなみに前述の某医療機関の某医師が手術したアノ部分は、手術した医師本人から見て「エロさ」を感じるほどなのだそうです。
そしてその医師によると、私が受けたような手術後ホテルに泊まるというやり方は、いつ事故が起きてもおかしくない。もしそういうことになった場合、日本のGID医療全体に悪い影響が出るだろう‥と怖いことを言っていました。それが本当なのかどうかは私には分かりませんが、そう言われると怖いですね。

また近いうちに、更新したいと思います。