*✩‧₊˚再開に向けた校内ガイドライン*✩‧₊˚ | 腐でROCKな養護教諭〜♀♀のBLふうふです〜

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Bの私とLかもしれないパートナーなのでBLふうふ。
2017年10月に横浜で挙式→新築マンションを購入しました”

※夜に書いたブログを翌日にアップ作業だけすることがあり、日中更新のときがあります。
※勧誘・宣伝等への返信はしておりません。

休校から2カ月学校在宅ワークに切り替えて1か月が経ちましたPC

在宅ワークも慣れつつ…じゃあ、現場に戻ることが難しくなりそうなので、出勤とのバランスを取りながらなんとか過ごしていますタラー

さて。5月には学校再開する動きかな?と思って、校内のガイドライン(保健関係ver)をポチポチ作成していました。

自宅で作業を進めていたときには、8割出来た!!と思って意気揚々と出勤したのに、学校に着いて、校内の動線がハッキリ思い出せるようになってきたときに、無理があるところや足りないところが滝のようにブァァァァアッとわいてきたので、結局やり直しギザギザ

8割と思っていたものは6割だったというオチで、出勤日の1日近くを費やす形になってしまいました。(仕事雑かよ…)

 

 

学校再開――教員の一人としては、やっぱり生徒たちに会いたいし、生徒と関わって仕事をしたいのが本音なので、待ち遠しい気持ちと言うのが正直なところです。

でも、学校という集団が生活する環境下を考えると、手放しに学校再開を喜べないのも本音なので、心中はとても複雑でもあります…えーん

 

予防策をどこまで徹底できるか。2~3月より物品は増えてきましたが、単発の登校日で消費した量を考えると心もとないのが現実タラー

また、ソーシャルディスタンスと呼ばれる、人との社会的距離を、所謂“子ども”がどこまで守ることができるのか。

子どもは、発達の特性上、人との距離が近いですし、判断もまだ幼いところがあります。中学生になると少しは判断力も付きますが、への反抗期もあって、長い休校のストレスからの解放感で、守ろうとしない生徒も一定数出てくるものです。

目くじら立てて指導におわれては本末転倒な未来しか私には見えませんので、あんまりそこばかりに捕らわれないようにする方が、先生にも生徒にも健康的な気がしています…キョロキョロ

 

 

ひとまず、私はこれでも養護教諭なので、満を持して“保健”の点に絞ったガイドライン案キラキラを作成しましたPC

 

なんでこんなことを書き記そうと思ったかというと、今回のような事態は、どんなベテラン養護教諭も経験したことのない事態であること(新型インフルのときですら、ここまでじゃなかった)。

経験年数のある現役養護教諭ですら手探りなのに、「え!大学出たばっかなんだけど!」とか「経験年数はあるけど、臨任で毎年異動するから学校の勝手すらも分からないのに!」とか、とにかく何をしたら良いのか分からない同業者、絶対いるだろうなぁと思ったこと。

そんなことを考えていて、何か参考や一助にならないかな?と思って書き始めた次第です。

ただし、これが正解ってわけじゃないのであしからず。

 

 

 

 

 

 

さて、4月当初からガイドライン案を作成し始めた私でした、が…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見づらいハッ!!

 

 

なんだこのダラダラとした文字の羅列。こうして並べて表示してみると、見づらさが際立つ…ヤバガーン

提案事項がなんなのか、一日の中でそれぞれがどんなことをするのかが見づらい…ガーン

もっと、パッとみて分かるような資料が良いよ。くそ忙しい中でも「あ!あの資料のここ見れば!!」って思い出して開けるような、そんな資料が私はほしい…キラキラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というワガママと、先述の学校の動線をイメージして作り直しPC

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ?あんまり変わらない…??ガーン

 

 

 

いや、変わったんですよこれでも。ぼかしてるから見づらいかもしれないけど。ぼかしてるせいだと言い張りたい…。

あ。とりあえず、ようやく「生徒(の動き)」「教員(の動き)」「養護(の動き)」の3枠に分けた一日のスケジューリングを載せました。仕事から離れると、こういう当たり前が抜けがちになる私。ダメだなぁタラー

『コメント挿入』機能で、主任運営会で検討していただきたい事項を載せておくという、至極当たり前なことをようやく入れ込むことにしました。

 

 

こうしたガイドラインは、文科省からのQ&A(穴が開くほど読んだぞ…)教委からの通知他校のガイドラインを参考に、本校バージョンで再構成している感じです学校

 

私が作ったガイドラインには、

①各自の一日のスケジューリング

②教科別の対応の具体例

③校内の消毒体制(具体的なやり方と分担表)

④早退対応の基準

⑤当面の保健室運営

⑥生徒への保健指導

⑦出席停止の扱いについて

⑧心のケア体制

⑨偏見・差別に対する指導

 

 

の9項目を載せていますが、抜けがありそうで心配ですガーン

細かくみていくとこんな感じ下矢印下矢印

 

 

①各自の一日のスケジューリング

先述の通り、生徒や教員・養護が一日のスケジュールの中で、どのタイミングで何をすればいいのかを具体的に示した内容になっています。朝一の健康観察では、フローチャートみたいに、パターン別にどんな動きを取れば良いか載せることにしました。

 

②教科別の対応の具体例

教科別っていっても、ここで指すのは主に技能4教科ですね。

一斉授業の中でも、作業が多い教科について、何に配慮するのかを記載することにしました。

 

③校内の消毒体制(具体的なやり方と分担表)

消毒体制は、単発の登校日で実際に1人で教室の消毒を回ってたたき出した、実際の所要時間と物品の消費量をもとに算出しているので、計算としては無理ないはずだけど、数字が苦手なので得意な先生たちにアドバイスしてもらいます…ニヤリ

 

④早退対応の基準

今のところ、国の基準としている症状がある場合は、学校での経過観察はせず即早退対応にしています。

風邪症状が悩ましいところです…。

 

⑤当面の保健室運営

体調不良とケガ人のみの来室可とし、それ以外の来室は無しとしています。体調不良者とケガ人の対応スペースも分けることにしました。身長計や体重計も、場合によっては保健室から移動するかも…

保健室でやっていた相談業務は、基本保健室では無しとし、やるなら別室かな。ただ、校内の消毒等々に追われそうなので、今まで通り相談自体に対応できるかが、今は心配…タラー

 

⑥生徒への保健指導

★今、保健指導という言葉は集団に対して使わないけど、先生たちにはこの方が伝わりやすいので…。

今後の学校生活で守ってほしいことや協力してほしいこと、今までと違う学校で行われる動きについて話してもらう内容を、箇条書きでまとめました。変化を苦手とする生徒もいるので、負担感が減ってくれると良いんだけど、どうかな…

 

⑦出席停止の扱いについて

文科省が示しているものをそのまま掲載。

 

⑧心のケア体制

長い休校で、多かれ少なかれストレス反応が学校生活で出ることが予想されます。最初の段階として、再開後すぐ心のアンケートを実施し、生徒の状態を把握することにしました。分散登校等、平時と違う体制ではありますが、できる範囲で生徒との面談を持つ方向でいます。

また、予想される生徒の反応とそのときの対応についてを別紙資料で示し、今後の学校生活に備える心構えを持てるような形をとりました。

 

⑨偏見・差別に対する指導

テレビでも言われていますが、特に医療従事者の方への言われない誹謗中傷…これには腹が立ちますし、大人の想像力の欠如や知識の浅はかさに開いた口がふさがりません…。

生徒たちの中には、一定数ふざけ半分で揶揄する生徒がいます。それに深く深く傷つく生徒もいます。こうしたとき、ただ闇雲にダメというだけの指導にならないよう、予想される生徒の心の動きや背景についてと、指導のポイントを載せてみました。生徒っていっても、千差万別なのですべてを網羅しきれないから、どこまでガイドラインとして出すかは一番悩んだところですし、実は今も悩んでいますもやもや

 

 

先述しましたが、このガイドライン案が正解ではありません。

すんごい事細かに書いていると自分でも思いますが、こういうのは所謂学校のカラーによると思っています。

私が今勤めている学校の場合、ホントにザックリした大枠だけ出すと、「このときはどうするの?」と一つ一つ質問をいただくので、最初からある程度細かくしているだけPC

逆に、あんまり細かく出すと、ある程度こっち(担任や教科担)に任せてよってタイプの学校もあるので、ホント学校によると思います学校

 

 

しかい、こういうの(ガイドラインやマニュアル)って、何度もできた!といや、でも…を繰り返しがちですよね…アセアセ

まぁでも、私では気づかない抜けは主任クラスがきっと見つけてくれると思うので、それに頼ることにしますニヤリ

あとは実際にやって出てきたことを修正しながらやっていくしかないですね…キョロキョロ

 

 

5月再開の地域、6月再開予定の地域、更にその先を予定しているところもあるかもしれませんが、なんにせよ準備は必要だと思います。

今、どんな形であれ奮闘している養護の先生がたくさんいると思いますし、その存在が心強くも感じています…。

勝手に仲間だと思って応援しているので、お互い頑張りましょうね筋肉