私のゴールデンウィークは今日で終わり。


風邪をひいてしまったせいで結局どこにも出かけられませんでした。

というか、出かける気分になれなかった><

pine父を連れて、もう一箇所くらいはどこかに行きたかったんだけど・・・。


ゴールデンウィークにジャージ姿で鼻をズビズバ言わせながら、カワチでベ○ザブロックを買っただけなんて、あまりにも悲しすぎるっ!!


せめて図書館にでも・・・そうだ、東図書館には行ったことがないから、午後は行ってみようか。




私がアパートでの生活に、爽やかな新鮮味と大いなる期待と津々の興味とを持って暮らしたのは、越してからわずか1ヶ月ほどの間だけでした。



2ヶ月目に入るころにはもう、今日もあの部屋に帰るのかと思うとなんだかうんざりして、味気ない暗い気持ちに陥るようになっていました。



親元で生活していたころには、一人暮らしをしている同僚や知人のことを、家族からのうるさい詮索から逃れ、自分一人の城(!)を持ち、自由気ままに生活している、とても羨ましい身分だと思っていました。



いつかは自分も彼らの仲間入りをし、一人暮らしを満喫したいものだと、まだ見ぬ暮らしに思いを馳せたものでした。



ところがどうでしょう、実際に私が手にしたものときたら。

仕事を終えて帰ってくると、いつも真っ暗な玄関に入り、しんとした暗い部屋の電気をつけたら、真っ先にテレビの電源を入れる。



テレビから流れるバラエティー番組を横目でチラリと眺めながら、仕事着からジャージの上下に着替え、テレビの前に陣取ってコンビニで買ってきたビールと弁当を小さなテーブルに並べる。



夕飯のメニューは3日前と同じから揚げ弁当。
昼食も夕食もコンビニのお世話になっているので、メニューは3~4日で繰り返し。



誰もいない部屋、一人ぼっちの食事、メールも電話も誰からも入ってこない。
食事が終わるとテレビを見続けるか、雑誌を読むか、後は風呂に入って眠りにつくだけ。
それが毎日毎日、単調に繰り返されるだけなのです。


なんて面白味のない、つまらない毎日でしょう。
私が想像していた一人暮らしと実際の生活とは、月とすっぽん、天国と地獄、おたまじゃくしと河童の皿くらいかけ離れたものでした。



私が住んでいるのは、市街地の中心部からはだいぶ離れた場所に建っている、築年数20年、8畳の部屋に1間の押入れと1畳分のタンス置き場があり、こじんまりとした台所と風呂場とトイレつきのアパートです。


同じ間取りの部屋が横に6つ並んだこの平屋アパートは、今流行りのメゾネット風の洒落た建物ではなくて、取り柄と言えば家賃が安いことと、駐車場が各部屋1台分確保されているということぐらいなもので、そもそも1年ほど前に私がここに入居した時には、台所には湯沸かし器もついておらず、部屋にはエアコンを取り付けた跡さえ残っていませんでした。


いったい前の住人は、どうやって冬の冷たい水で汚れた食器を洗うことを我慢していたのでしょうか。


もっともそういう私でさえ、今となっては自分で料理をすることなんぞは滅多になく、コンビニの弁当で済ませてしまうことのほうが多いのだから、前の住人をとやかく言う資格なんてありません。


一人暮らしの独身男性にとって、湯沸かし器などという物は、それほど必要のあるものではなかったのです。


生まれてからずっと親元で生活していた私は、そんなことも知らず、入居当時、湯沸かし器とエアコンは絶対なくてはならないものだと主張し、大家に設置を要求したのでした。


粘り強く交渉した結果、両方の費用を折半することでようやく話が決まり、気が変わらないうちにとさっそく業者に手配をし、冷蔵庫、洗濯機、テレビなどの家電品を部屋に運び込んだ私は、ようやく落ち着いて新しい生活をスタートさせたのでした。