緊急更新!?「たとえ君の姿が変わっても事件」感想。 | 天てれ小説と時々日常

天てれ小説と時々日常

読んで字の如く、てれび戦士が主役の小説、そして時々日常のことを話そうかと思っています。

昨日のMTKライブ、良かったですねぇ。その感想については、また後で書きたいと思います。どうも、職人です。


今回は、多くの天てれファンが見てときめいたであろう12月3日のドラマについて話しましょう。


見てない方を考えて、あらすじは話さない方がいいかなぁと思いましたが、多くの方がそれについて記事に書いていたので、僕も書きたいと思います。

冒頭は医務室のようなところのベッドで寿々歌が起き上がるところから始まりました。起き上がってふと鏡を見ると、自分の顔がみるみる出川さんの顔に・・・!「キャー!」

・・・で、いつものオープニング。

大天のデスク。もう冬のはずなのに蚊がブンブン飛んでて気にする朱里。そんな中、寿々歌は一緒に企画書を出川Pに出そうと、崚行を誘います。いつものように自分の顔を鏡で見て自惚れる崚行。「やっぱ俺がいないとダメかぁ。」「いやいや、二人で企画したんやから。」

そんなやり取りの最中、何やら玲音が「やばいよ、やばいよ」と口走り出す。太一がコーラを一気飲みし出す。隼也が「押すなよ押すなよ」と言って、司は電気ポットを押してお湯を出さして、隼也があわや火傷しそうになる。と、不思議な行動をする戦士たち。その光景を見ながら崚行と寿々歌はデスクを後にします。朱里がそれを見送りながら、その光景を不思議がった途端、「やばいよ、やばいよ」と喋り出す。そこへ美澪奈が登場。デスクを見て驚きます。そこにいた戦士みんなが出川さんの顔になっていたのです!

一方その頃崚行と寿々歌は、局の廊下で出川さんを捜してました。すると、警備員さんやOLさん、掃除のおばさん、みんなが出川さんの顔になっていたのです。不思議がる二人。すると、寿々歌の近くに蚊が飛んで来て、首の辺りに止まったのを崚行は目撃します。蚊を叩こうとすると、寿々歌は避けました。「何すんの!」「いや、蚊が・・・」寿々歌が動いたことで、蚊はいなくなったようです。すると美澪奈が走ってこっちにやってきました。「みんな・・・ボスになっちゃった・・・。」

一方その頃、会長が会議室でテディベアと遊んでいると、ノックもなくふかわ主任が入ってきました。主任は、海外出張帰りの出川Pにくっついてきた蚊を採取し調べたそうで、その結果、血だけでなくDNAデータも吸い取ってしまう蚊だと判明。その蚊は血を吸った人のDNAを他人に媒介していたのです。これを利用して主任は、吸った人のDNAを他人に移し、その吸った人にしてしまう蚊を発明。最終的には、人気タレントの代役をこの蚊で作り、番組制作に貢献させようと考えていたようです。その実験として、出川PのDNAを持った蚊「ボスキート1号」を作ったのです。どうやらそれが実験室から逃げ出してしまった様子。怒る会長。するとあきえさんがやってきて、局内が出川Pだらけだと報告してきます。そのあきえさん、更には会長までもが「やばいよ、やばいよ」と口走り出します。会長は、局内の全封鎖と、蚊の早急な捕獲を命じます。

封鎖された大天の社屋の前で、「入れないね。」「閉まってますからね。」と呑気に立ち往生するソーズビーと陶子さん。

所変わって崚行・寿々歌・美澪奈の3人。美澪奈は、主任から聞かされたらしい、ボスキート1号の話を、二人にします。蚊という言葉に、寿々歌は思わず、首の辺りを手でさすりました。その時美澪奈が、「やばいよ、やばいよ」と口走ったかと思うと、顔が出川さんに!目の前で起こった光景に、思わず逃げ出す崚行と寿々歌。

その頃外では、ソーズビーがシャッターを開けようと踏ん張るも開かず、それを陶子さんが冷静に見つめていました。

階段に逃げた崚行と寿々歌。すると何やら廊下の方が騒がしい。覗いてみると、出川Pが白の防護服の集団に連れ去られていました。しかし何だか出川さんの服が変。よく見るとそれは、出川さんに変わってしまった美澪奈だったのです。

その様子を見送った時、寿々歌が「やばいよ」と口走り出す。どうやらボスキート1号に刺されていた模様。そこへ目の前のエレベーターから防護服の集団がやってきました。「君たち、蚊に血を吸われてないか?」と聞かれる二人。「いいえ・・・」と答える崚行に対し、寿々歌はごまかそうとします。しかし、「やばいよ」と口走ってしまいます。防護服集団に目をつけられた寿々歌。パニックになって、その場を逃げ出してしまいます。それを追う崚行。更にそれを追う防護服。階段から廊下へ逃げ出す寿々歌。追う崚行。崚行が廊下に出た途端、その出入口のシャッターが下り、防護服集団は足止めを食らいます。

寿々歌が逃げた先はスタジオのよう。寿々歌はそこにうずくまります。崚行が近づいて落ち着かせようとしますが、「ほっといて!」と突き放されます。しかし寿々歌は崚行に、自分の姿形が変わってしまうことへの不安を吐露します。それを受けて崚行はこう言ったのです。「俺が見ているのは・・・寿々歌の心なんだぞ。」「見た目がどうなっても・・・心が変わらなきゃ・・・寿々歌は、寿々歌だ。」・・・その言葉で不安が軽くなったのか、「・・・ほんまに?」と、崚行の思いを確認する寿々歌。「あぁ。」と微笑みながら返す崚行。「ほんまのほんまに?」と更に聞き返す寿々歌。崚行は「あぁ。」と返します。そこで寿々歌が立ち上がったとき、崚行はもの凄く驚くのです。寿々歌の姿形は、ほぼ完全に出川さんになっていたのです。もう驚きうろたえるしかない崚行。寿々歌は「崚行~・・・」と言いながらまたパニックに。そこへ、さっきの防護服集団がスタジオに入ってきて、出川さん化した寿々歌に向けて、何かのノズルを向けたのです。ノズルと寿々歌の間で戸惑う崚行。ノズルから何かが噴射されようとしている。途端、崚行は寿々歌を抱くように庇ったのです。ノズルからは炭酸ガス状の霧が噴射され、二人を包み込みました。白くなる視界、遠のく意識・・・。

がばっと起き上がる寿々歌。ここはどうやら医務室のベッドの上のよう。鏡を見ると、寿々歌の顔の寿々歌がいました。姿形は寿々歌に戻ってました。そこへ崚行が入ってきました。崚行は寿々歌に、原因は主任が開発した蚊だったことを話します。しかし、主任が元に戻すためのワクチンを作っていたことも話します。どうやらあの炭酸ガスにワクチンが混ざっていて、寿々歌はそれを浴びたので元に戻ったようです(それか、炭酸ガスは催眠ガスで、眠らせてからワクチンを接種したのかも)。とにかく、元に戻って一安心の寿々歌。

そこへ、「お前ら大変だったそうじゃないか。」と言いながら出川さんが登場。本物の出川さんのようですが、しかし二人は、ボスキート1号に刺された人かもしれないと怪しみます。崚行が「え?リアルのボスですか?」と聞くと、「俺はいつもリアルだぞ。」と言い返す出川さん。するとまた防護服の人たちが入ってきて、「まだ残ってたのか!」と言って、出川さんを連れ去っていきました。その光景を、ただただ見届ける、崚行と寿々歌なのでした。

所変わって、外のソーズビーと陶子さん。二人の頭上では、ボスキート1号と思われる蚊の群れが、ブンブンと飛びまわってました・・・。

「大天才テレビジョ~ン」と、ジングルが流れて、ドラマは終わりました。以上があらすじです。


いや~、いいドラマでしたねぇ。

崚行と寿々歌の周囲がどんどん出川さんになっていくから、ハラハラドキドキしましたし、何と言っても、崚行と寿々歌のツーショットのシーンが多いこと多いこと。崚行が蚊を叩こうとして寿々歌に避けられたり、寿々歌の腕を引いて崚行と逃げたり、うずくまる寿々歌に崚行が寄り添おうとしてたり、医務室で会話してたり、といったシーンの自然なこと自然なこと。長年戦士をやってきたが故の息の合った演技でしたね。

何かもう、いろんな出川さんが出てきて、正直うえ~ってなりました。ただ、戦士各々が出川さんになり切ってたのは面白かったですね。

あと、ふかわ主任が、なんてとんでもない発明をするんだと思ってましたが、実はワクチンを予め作っていたという用意の周到さね。どおりで呑気に「実験は成功だなぁ。」なんて言ってたわけだ。全く人騒がせだなぁ。

いつも通りのソーズビーと陶子さんは、本当にいつも通りでしたね。

崚行が、「見た目がどうなっても、寿々歌は寿々歌だ。」と言った後の、「ほんまに?」からの「ほんまのほんまに?」って重ねて聞いてた寿々歌が可愛かった。重ね聞き、僕は好きだなぁ。しかしまぁ、崚行はいいこと言ったね。それが言えるくらい、見た目に左右されない広い心を持ちたいものです。

そしてガスが吹きかけられようとしてた時の崚行の庇い方ね。パッと見、抱いたのかと思ったよ。でも相手は出川さん化した寿々歌なんだよね。もしこれが出川さん化する前だったら、どれだけのりょきすずファンが興奮して失神したことか。設定上は寿々歌だったとはいえ、出川さん化してたから、何となく直接的な表現にならずに済んでたよね。でもやっぱり設定上、寿々歌を崚行が庇ったってことで、ブロガーさんは興奮してたねぇ。うん、わかるよ気持ちは。わかるけど・・・うん・・・。

あと、ちょっとしたことだけど、寿々歌の院内着(?)姿が良かった。

それと、やはり気になったのは寿々歌のいつもと違う服だよね。寿々歌のブログによれば、出川さんと同じサイズにして、より同じに見えるように、よりリアルに変身したように見せるための演出だったようです。でもさぁ、出川さんがいつものワンピース衣装を着てたらそっちの方が怖いよね。それに、あの衣装は特注だろうから、新しく出川さんが着る用に作る予算が無かったんだろうね。あんなスリムな衣装、寿々歌にしか着れないよ。実際はやむを得ずTシャツ短パンになったんだと思う。まぁそれがいいんだけども。

そんな感じですかねぇ。


あっ、あとさぁ、後日談と言うか何と言うかそんな話。ドラマ放送後、崚行がブログを更新してて、「もっと演技うまくならんとねー・・・」「寿々歌に引っ張ってもらってた気がします」「もっともっと頑張ります!」って書いてあって、「へぇ~、寿々歌がリードしてたんだ~。さすが夏イベの主役だなぁ。」なんて思ってたんです。しかしその翌日の寿々歌のブログに、「やっぱりりょうき演技上手いですよね。(中略)うちも頑張らないとっ」って書いてあったんです。皆さんも見ましたか?これ見た途端、僕は思ったね。

「二人とも互いに認め合ってんじゃ~ん。なんだよう、ブログを跨いで仲の良さアピール?いや~、憎らしいねぇ。このこの~。親友っていいねぇ。お互い認め合ってんだねぇ。いや~・・・仲良しだねぇ。やっぱり4年目の絆は違うねぇ。うん。・・・これからも頑張れよ!応援してるぜ!」ってね(何このセリフ)。

とにかく、りょきすずがお互いを認め合ってるということがとっても嬉しかったわけです。何故か興奮したわけです。こうやって、お互いを認め合える関係が、異性間交流では重要なんだろうなぁなんて。それを知らず知らずにやってんだろうなぁなんて。やっぱりりょきすずはいいコンビだよ。互いを認め合えるなんていいコンビだよ。こういう関係を築けるかが大切なんだよな、きっと。これからも認め合いながら、仲良くやってもらいたいな。うん。僕が思うに、これが男女間関係の理想形の一つだと思います。はい。



え~、ここまで長々と綴ってしまいましたが、皆さま、ここまで読んでくださってますでしょうか。長くなってしまい申し訳ありません。ですが、読んでくださると嬉しいです。

MTKライブについてはまた別の記事に書きます。また、男装企画についてやNHK文化祭に行った時のことも順次公開していきますので、それも、読んでくださると嬉しいです。


ではまたいつか。