部屋の扉前に到着し、秘書さんが先に入った。
しばらくしてから秘書さんが出てきて、部屋に通された。
ゆっくりと部屋に入る・・・どんな女性なんだろう・・・。
数メートル歩いた先に、立ってこちらを向いている女性がいた。
ふと顔を見てみる・・・
・・・な・・・なんて綺麗な方なんだろう・・・
大きくて、輝いていて、吸い込まれそうなその瞳・・・
胸辺りまで伸びた黒髪は、艶があって・・・緑の黒髪という言葉で形容するに相応しい・・・
大人っぽいお顔立ちでありながら、背は小柄で可愛らしい・・・
ファッションは清楚な雰囲気で・・・綺麗だ・・・
・・・どうしたんだろう・・・なんか、いつもより胸がドキドキする・・・
警護するときの緊張とは、何かが違う・・・なんか・・・よくわからない・・・
・・・もしかして僕、目の前にいるこの女性に・・・
一目惚れ・・・・・・・しちゃったのかな・・・