お手軽✨無料AI画像生成【Mage】 | 雨 風 呂

お手軽✨無料AI画像生成【Mage】















ちまたを賑わしているAi Artと呼ばれるAI画像生成。
Stable Diffusion、DALL·E 2など無料で商用利用可能な物が人気です。
よくサイトで見かける作品は生成した画像のクオリティも高いですが
使用するファイルをダウンロード&解凍、環境のセットアップが必要です。
その点、【Mage】(魔法使い)はウェブ上の環境だけで簡単に使うことができます。
Mage 🧙 | Free, Fast, Unfiltered Stable Diffusion
https://www.mage.space/







【Mage】は英文のサイトなのでそのままでは分かりにくいのですが
自分はウェブブラウザにグーグル系chromeを使用していて
英文のサイトは自動翻訳する設定になってます。
なので紹介する【Mage】の設定画面も既に日本語に翻訳されています。
まず、オプションが隠されているので表示される様にしておきましょう。
「Advanced Mode」をONにしておくとネガティブプロンプトと言う
生成されて欲しくない要素を指定する設定が使用できます。
自分は写真系の画像が欲しいのでcartoon(絵)を指定しています。
「Advanced Mode」をONにするとアカウントにログインを要求されます。
グーグル系のアカウント、ツイッターのアカウント、メールアドレスのどれかを指定します。
自分はグーグル系のアカウント持ってるのでそれを指定しました。
他に画像のアスペクト比、ガイダンス・スケールを調整することが可能です。
stepsは画像生成のクオリティ、値が大きいと発生時間が掛かる様です。
ガイダンス・スケールは指定した文章の忠実度と言う感じです。

基本的に【Mage】は指定された文章(プロンプト)の入力で画像生成をします。
【Mage】のトップページにはプロンプトの入力フォームが表示されています。
しかし入力は英文で指定するのであらかじめ文章を英文に翻訳しておきます。
自分はグーグル翻訳を使用しています。
試しにプロンプトを入力し、矢印アイコンをクリックしてみると画像が生成されます。
生成された画像の画面には属性や設定が表示されています。
下の方にあるシード値とは表示されている画像モデルの識別番号です。
この値を最初の画面のシードを入力する箇所に指定すると
そのモデルで再設定する事が可能です。
1番上のオレンジのボタン、「Enhance」は強化すると訳されていますが
押すとアップスケール+顔修正と表示され
「512×512」だった画像サイズが「2048×2048」になって出力されます。
気に入った画像ならばこれで拡大して画像の下のダウンロードアイコンで保存可能です。
生成された画像はPNGです。ファイルサイズも大きく、
サポートしていない画像ソフトもあるのでJPGに変換しておくと良いと思います。
右クリック➡プログラムから開く➡ペイント➡ファイル➡名前を付けて保存➡JPEG

気に入らない場合は「Return」再実行で違う画像を生成します。
たまに「NSFWコンテンツの為ブロックされました」とメッセージが出る事があります。
NSFWは「Not safe for work」(職場で見ないほうがよい)という意味の略語。
アダルト系の画像やサイト、薬物や犯罪に関する情報など、
職場の同僚に見られた場合、立場が非常に危うくなるような反社会的な内容を指すそうです。
この機会に有料サービスの勧誘もありますが一旦×してまた生成しましょう。
とかく気に入った画像はなかなか出て来ない物です。
これも無料サービスの限界を示し有料サービスに向かわせる魂胆なのでしょうか。
無料で簡単と言う事でこの【Mage】を使うなら根気よく再実行するか
一旦戻って設定を変えてみるのもよいでしょう。
これでもかってくらい化け物が出てきますがめげてはいけません。
この様なAI画像生成でのメリットと言うと完成した画像に著作権が発生しない事ですね。
欲しい画像をネットで探してダウンロードすると事実上、著作権侵害になります。
有料、無料の画像サービスもありますが、同じ写真が出回ってるので自分のオリジナルにはなりません。
ブログのタイトル画像やプロフィール写真、イメージ画像などに使用してはいかがでしょうか。
自分は一時、小説を書いていた時に挿絵にする画像を探すのに苦労しました。
これがあれば良かったのにと思います。

※2024 5月、【Mage】 有料化されてしまいました。(追記)