森鴎外・夏目漱石住宅/明治村 | 雨 風 呂

森鴎外・夏目漱石住宅/明治村

ブックマーク★レトロ系建物2















【2020年撮影】
1丁目9番地 旧所在地 東京都文京区千駄木町 明治20年(1887)頃
1丁目の緑の深い山の中にあります。
辺りは高台なので樹木がなければきっと良い景色だと思います。
明治中期のごくありふれた木造の民家ですね。
明治20年(1887)頃、医学士中島襄吉の新居として建てられた物です。
空家だったのを明治23年、森鴎外が一年余りを過ごしました。
本業は陸軍の軍医で、明治17年(1884)から4年間ヨーロッパに留学、
「日本家屋論」をドイツの学会で発表しました。
鴎外はこの建物に住んでいる間、雑誌「しがらみ草紙」を編集刊行、
また、留学体験に想を得たドイツ三部作の三作目「文づかひ」を発表しました。
その後数々の作品を残し、明治の文豪の一人に挙げられます。

又、明治36年(1903)~39年までは夏目漱石が住んでいました。
ここで「吾輩は猫である」を発表、文壇にその名を高めました。
文中に描写された家の様子は、よくこの家の姿を写していそうです。
漱石は「吾輩は猫である」の他、「坊ちゃん」「草枕」等の名作を発表しました。
南の面に書斎を突き出して建てており、
この形が後に洋間の応接室として独立していきます。
一般の民家の洋風化は応接間としての普及に留まる事が多かったです。
●個々の建物の詳しい説明は「エリア別建造物」を参照してください。
【エリア別建造物】

〒484-0000 愛知県犬山市字内山1番地
■開村時間
3月~7月、9月、10月/9:30~17:00
8月/10:00~17:00
11月/9:30~16:00
12月~2月/10:00~16:00
■入村料金
大人 2,000円
大学生、シニア(65歳以上)1,600円
高校生 1,200円
中学生 700円
小学生 700円
幼児(未就学児)及び明治生まれの方無料。
■駐車料金 普通車 900台 3~11月:900円 12月~2月:500円
■のりもの一日券(SL・市電・バス)1,300円
■SL・市電一日券(SL・市電)800円

2015