表慶館 東京国立博物館 | 雨 風 呂

表慶館 東京国立博物館

ブックマーク★レトロ系建物























東京国立博物館本館の前身である「帝国博物館」が
ジョサイア・コンドル設計により明治14年(1881年)に建てられた後、
明治42年(1909年)には大正天皇のご成婚を記念して表慶館が建てられました。
設計はコンドルの弟子で、迎賓館なども手がけた宮廷建築家の片山東熊。
しかし「帝国博物館」は大正12年(1923年)の関東大地震で大破した為、
現在の東京国立博物館本館が昭和12年(1937年)に竣工するまで
表慶館は東京国立博物館の中心的存在でした。
東京国立博物館群の中で唯一の明治時代の建物です。
明治末期の洋風建築を代表する建物として重要文化財に指定されています。
ネオ・バロック様式の建物で石造及び煉瓦造2階建て。
中央と左右に美しいドーム屋根があり、上層部の外壁面には
製図用具、工具、楽器などをモチーフにしたレリーフがあります。
所々の意匠、デザインに迎賓館と同じ物を見つける事ができます。
やはり同じ設計者だな~と思いました。

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2015