懐徳門-東京大学本郷キャンパス | 雨 風 呂

懐徳門-東京大学本郷キャンパス

ブックマーク★レトロ系建物

















総合図書館、史料編纂所と進むとまた赤門の前に来ました。
今度は左、南に折れて懐徳門の方へ進みます。
同時期に建てられたレトロな建物、
医学部1号館、理学部2号館を抜けると懐徳門があります。
2007年に新設された比較的新しい門です。
近くには理学部2号館、総合研究博物館、東洋文化研究所などがあります。
江戸時代、東京大学キャンパスの大半は加賀前田藩の敷地でした。
後に前田家は本郷キャンパスの南西隅に和館(明治38年竣工)、
西洋館(明治40年竣工)を構えました。

しかし和館と西洋館は1945年の東京大空襲にて焼失してしまいます。
総合研究博物館の工事で出土したという西洋館の壁や基礎が
懐徳門に付近に展示されています。
現在の和風の建物(懐徳館)は昭和26年に建築されたものです。
春日門(歩行者・自転車専用の小さな門)へと通じる通路沿いに
その庭園と和風の建物を垣間見る事ができます。
現在では東京大学の迎賓施設になっていて普段は入ることはできませんが、
11月に行われるホームカミングデイでは一般公開されているそうです。


2015