三四郎池-東京大学本郷キャンパス | 雨 風 呂

三四郎池-東京大学本郷キャンパス

ブックマーク★公園

















安田講堂前の広場の右側には広大な緑地が広がっています。
そしてその中心には大きな池が。
加賀藩前田家は寛永6年(1629)徳川3代将軍家光・大御所秀忠の御成に先立ち
豪奢な御成御殿や数寄屋、庭園を整備しました。
その時の庭園を育徳園、池を心字池と呼びました。
「三四郎池」と呼ばれるのは夏目漱石の『三四郎』の舞台となり有名になったからです。
池の中央には島があり靴を濡らす覚悟があれば島へと渡る事ができます。
自分は冬で無ければこういうスポットへ行く時はサンダルで行きます。(撮影は4月)
樹林が池を取り囲み外部の高層建築等は見えません。
ここだけ郊外の山奥の様な錯覚さえ覚えます。
とても都心の大学構内には見えませんね。
自然がいっぱいの三四郎池、まさに都会のオアシスですね。
近くには歴史を感じさせる弓道場「育徳堂」【1935年(昭和10年)】があります。


2015