篠ノ井駅発行 新幹線指定席特急券 小郡→名古屋 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

昭和50年3月に信越本線篠ノ井駅で発行されました、「小郡→名古屋」の新幹線指定席特急券です。

 

 

新潟印刷調製の準常備式の券となります。

 

断片の料金から、昭和50年3月10日の山陽新幹線岡山~博多間開業で設備された券と考えられますが、博多開業と同時に行われた規則改正により、新幹線の特急券は三角矢印式の新様式に変わったにもかかわらず、この特急券のように一部の印刷場では旧様式で調製された例が見られます。

 

 

 

 

 

裏面です。

 

 

裏面の記載方も旧様式で、指定欄を区切る横線に※が配されておりますが、発行日は岡山~博多間開業の9日後で、まだ券番は00023と若い番号となっています。