温海駅発行 いなほ2号 立席特急券 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

昭和52年1月に羽越本線温海駅で発行されました、「いなほ2号」の温海→上野の立席特急券です。

 

 

新潟印刷調製の券となります。

 

三角矢印式の券で、特急券の様式が三角矢印式となったのは昭和50年11月20日の制度改訂からで、この改訂時には料金改訂を伴っていないため旧様式券が継続発売され、昭和51年11月6日の料金改訂後の新料金の券からは三角矢印式で調製されるようになりましたが、「温海駅」は昭和52年10月1日に「あつみ温泉駅」に改称されますので、今回ご紹介いたしました「温海」表記の三角矢印式の券は2年に満たない存在であったものと考えられます。