六甲道から 5円2等 地図式乗車券 小児専用券 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

昭和33年11月に東海道本線六甲道駅で発行されました、「5円区間」の地図式乗車券で小児専用券となります。

 

 

大阪印刷調製の券となります。

 

分岐する路線の無い地図式乗車券で、このような場合は発駅の枠囲みから左右に平行方向に着駅の線を伸ばす例が多く見られますが、この券は枠囲みから線を斜め方向に延ばしてから平行方向に向きを変えており、平行方向の線のみの図版よりも斜め方向の線がアクセントとなって見栄えのする図版となっています。