ひたちなか海浜鉄道「高田の鉄橋駅」開業~2 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

ひたちなか海浜鉄道「高田の鉄橋駅」の2回目です。



最初にJR勝田駅の自動券売機の画像です。


 

「勝田→高田の鉄橋」の乗車券はJR勝田駅の自動券売機では対応しておらず、1番線にある湊線の改札口で購入するよう案内が貼ってありました。


JR勝田駅の自動券売機では、従来から「日工前」も対応していないのですが、こちらは1つ先の駅である「金上」も運賃が同額となるため、「日工前」までの旅客も「金上」を購入すれば問題は無かったのですが、今回開業した「高田の鉄橋」までの運賃は310円となり、勝田からですと同一運賃となる他の駅がありません。






勝田駅湊線改札口で購入した、「高田の鉄橋」までの乗車券です。


 


 

ひたちなか海浜鉄道橙地紋地紋の常備軟券が設備されておりました。

1葉に5枚が連綴された券で、同線の常備軟券は茨城交通時代には発売されておりましたが、新会社移行の際には「精算済証」以外は引き継がれず、ひたちなか海浜鉄道としては今回初めての登場となります。基本的な様式は茨城交通時代の券に似ておりますが、社名が長くなったためか券番は裏面となり、初期の常備軟券のように券番は6ケタとなっています。


今回「高田の鉄橋」ゆきの常備軟券が設備されましたのは、窓口の発行機が対応していないためで、もし今後窓口の発行機が改修され、「高田の鉄橋」の発売に対応できるようになった場合、この常備軟券は消えてしまうかも知れません。







「高田の鉄橋ゆき」の乗車券は常備軟券だけでなく、硬券でも作成されています。


 

ひたちなか海浜鉄道橙地紋のB型券となります。

こちらは本来はイベント等での発売用の券との事で、開業初日には勝田駅でも発売されておりましたが、通常は常備軟券の方で対応するとの事であり、勝田駅に用意した硬券の在庫が売り切れれば、硬券はイベント時のみの発売となりそうです。






那珂湊駅では、「高田の鉄橋駅」の普通入場券も発売されました。


 


 

無地紋赤線引きの券で、裏面は「高田の鉄橋駅発行」となっています。

「高田の鉄橋駅」の普通入場券は、通常は那珂湊駅のみの発売ですが、こちらもイベント時などには発売されるかも知れません。