急行券 置戸→50kmまで | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

昭和55年9月に池北線置戸駅で発行されました、「置戸→50kmまで」の普通急行券です。




札幌印刷調製の券となります。

当時の池北線には帯広~北見間に急行「池北号」が運転されており、本来は普通列車用のキハ22形で運用される「遜色急行」でしたが、池北線唯一の定期優等列車であり、池北線内は本別、足寄、陸別、小利別、置戸、訓子府に停車しましたが、この券が発行された3日後、昭和55年10月1日の時刻改正で急行「池北号」は廃止となり、普通列車に格下げされています。