昭和４４年に発行されました、大井川鉄道の「○静 金谷⇔新金谷」の常備片道乗車券です。
おおいがわてつどう青地紋のＢ型券となります。
小児断片の設けられていない大人専用券で、発駅の金谷の左側に記載された「○静」の記号は、国鉄金谷駅を管轄する静岡鉄道管理局を示し、国鉄窓口で発行された券と推察されます。
有効期間は「通用発売日共２日」と記載され、この乗車券は隣駅間の乗車券となりますから、当時の大井川鉄道の規則では社線内の普通乗車券の有効期間は、２日間であったものと考えられます。