関東鉄道 鉄道の日イベント キハ101乗車会 記念乗車証明書 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

昨日のエントリでご紹介いたしました、首都圏新都市鉄道の「第4回つくばエクスプレスまつり」と同じく、11月1日に関東鉄道水海道車両基地で開催されました「鉄道の日イベント」の、キハ101乗車会記念乗車証明書です。


関東鉄道の水海道車両基地のイベントは、「つくばエクスプレスまつり」が行なわれるようになってからは毎年同じ日に開催されるようになり、守谷車両基地と水海道車両基地を結ぶシャトルバスも運転されます。




D型券で、拙ブログ5月9日のエントリ「騰波ノ江駅 さよなら木造駅舎 記念乗車券 」でご紹介いたしました、騰波ノ江駅到達証明書に用いられていた「関東鉄道地紋」の薄緑色の地紋の券で、裏面は券番のみで何も印刷されておりません。



キハ101は旧国鉄のキハ30 55で、永らく東唐津気動車区に所属して筑肥線等で活躍しておりましたが、昭和58年の筑肥線電化で長崎へ転属、長崎で廃車となり、平成2年に関東鉄道がJR九州から購入、改装の上で平成3年にキハ306として常総線に配備され、平成8年に水海道以北でのワンマン運転対応の改造を受けてキハ101に改番、関東鉄道標準塗装→常総筑波鉄道のリバイバル塗装を経て、現在は旧国鉄の首都圏色と呼ばれる「朱色5号」の1色塗りのリバイバル塗装になっております。乗車会とはキハ101に乗車して車両基地構内を1往復するもので、事前に発車時刻を定めて数往復運転されました。







このキハ101乗車会は昨年のイベントから実施され、昨年も硬券の記念乗車証明書が出ておりますが、うっかりエントリするのを忘れておりましたので、ついでにご紹介します。





昨年の券も基本デザインは今年の券と変わりませんがJPR赤地紋となり、裏面には常総線の路線図が印刷してありました。昨年の券も今年の券も、地紋から見て「関東交通印刷」の調製と思われます。