上信電鉄の端末券です。
グレーの地色で「joshin」の文字が白抜きの、コピーガード地紋となっております。
左右の部分にミシン目があり、通常はこの「耳」の部分を切り離して手渡されますが、収集用に特に切り離さないで発売して戴けました。「耳」の部分を切り離しませんと、大きさ的には、N型やHN型のマルス券と同じ位の大きさとなります。また、裏面の「乗車券使用上のご注意」を見ますと、定期券の発行にも対応している事がわかります。
この原紙は2代目※3代目で、初期端末券の原紙は緑色系で「上信」の文字が白抜きで大きく表示され、券面の印字フォントも明朝体が多く使われておりましたが、いつしかこのタイプに変わってしまいました。印字方式はワイヤドットプリンタで初期端末券と変わらず、端末機自体は変わっていないように思えます。最下段の社名印字だけが独特の書体で網掛けとなっており、この部分だけは初期端末券と共通です。
※水浜軌道様より、原紙が「PJR赤地紋」の券も存在する旨、ご教示を戴きました。時代的に考えますと、今回ご紹介いたしました原紙は、2代目では無く3代目と思われますので、本文の一部を訂正させて戴きました。
水浜軌道様、ご教示ありがとうございました。
この記事は、wota様のブログ「吾輩はヲタである。 」の11月16日のエントリ「上信電鉄連絡券 」および、水浜軌道様のブログ「海辺のきっぷ館 」の11月18日のエントリ「結構難読駅名? 」に、それぞれトラックバックさせて戴きました。