上信電鉄 端末券 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

上信電鉄の端末券です。

 

上信電鉄端末券01
 
 


 

上信電鉄端末券02
 

 

グレーの地色で「joshin」の文字が白抜きの、コピーガード地紋となっております。
 
 

 

左右の部分にミシン目があり、通常はこの「耳」の部分を切り離して手渡されますが、収集用に特に切り離さないで発売して戴けました。「耳」の部分を切り離しませんと、大きさ的には、N型やHN型のマルス券と同じ位の大きさとなります。また、裏面の「乗車券使用上のご注意」を見ますと、定期券の発行にも対応している事がわかります。

 

この原紙は2代目3代目で、初期端末券の原紙は緑色系で「上信」の文字が白抜きで大きく表示され、券面の印字フォントも明朝体が多く使われておりましたが、いつしかこのタイプに変わってしまいました。印字方式はワイヤドットプリンタで初期端末券と変わらず、端末機自体は変わっていないように思えます。最下段の社名印字だけが独特の書体で網掛けとなっており、この部分だけは初期端末券と共通です。

 

※水浜軌道様より、原紙が「PJR赤地紋」の券も存在する旨、ご教示を戴きました。時代的に考えますと、今回ご紹介いたしました原紙は、2代目では無く3代目と思われますので、本文の一部を訂正させて戴きました。

水浜軌道様、ご教示ありがとうございました。


 

この記事は、wota様のブログ「吾輩はヲタである。 」の11月16日のエントリ「上信電鉄連絡券 」および、水浜軌道様のブログ「海辺のきっぷ館 の11月18日のエントリ「結構難読駅名? に、それぞれトラックバックさせて戴きました。