出札補充券1枚で発行された連続乗車券 | 菅沼天虎の紙屑談義

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交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

catalytic様のブログ、「制度系 」の4月24日のエントリ「近江鉄道の特別補充券(1) 」の本文中、

JRでの特別補充券での連続乗車券の発行方について、

「JRの規程上では「連続乗車券として発行する場合は、運賃打切区間ごとに発行する。」

と述べられておられますが、

中国JRバスからJR西日本線への連続乗車券で、1枚で発行されている例を所持しておりますので、ご紹介いたします。


                    出補発行連続券 矢上駅

ノーカーボン券の為、記入事項が消えかかってしまい多少見づらくなってしまっていますが、

発行は中国JRバス矢上駅、連1の区間は「矢上→松江」、連2の区間は「松江→温泉津」で発行されております。運賃打ち切り区間の記入も無く、経由欄の記入によっています。

規程外の扱いとは言え、1枚で発行するならば「収受又は変更区間」の欄に「矢上→温泉津」と記入して、「記事」欄に「矢上~松江~温泉津」と運賃打ち切り区間を記入する方がまだ自然な書き方かな?と思いますが、パッとみた感じでは、こちらの書き方の方が解り易いような気もいたします。

いずれにしましても、物議を醸すような書き方ではあるのですが?


この記事は、catalytic様のブログ「制度系」の「近江鉄道の特別補充券(1) 」にトラックバックさせて戴いております。