愛知県一宮市の設計事務所
菅野企画設計の伊藤絵です。
先日、東大阪市で工事中の新築住宅で
筋かいや構造金物の取り付けが完了しました。
との連絡が現場監督からあったので、構造金物が設計通りに間違いなくついているか…を確認する。構造金物検査を行いました。
監理者検査と同時に、瑕疵担保保険の構造検査も行いました。
検査の工程はいたって簡単。
柱の1本、1本。耐力壁の設置箇所をひとつひとつ。
目視で確認しながら、図面と照合し金物種類や設置箇所が正確か確認します。
とはいえ…住宅1軒分となるとかなりの数。
検査には2時間程度かかります。
不適切箇所があれば都度、現場監督に是正を指示します。
職人も現場監督も、図面を見ながら注意して施工していますが、人間なのでどうしても抜けは生じます。
そこで「監理者」である、我々現場を監理する建築士の仕事が重要となってくるのです。
今回は金物の付け忘れ、ネジの締め込み不足などを指摘しました。
近日中に是正し、是正完了を確認後に次の工程に進みます。