愛知県一宮市の設計事務所、菅野企画設計の植松です(^o^)!
静岡県富士市で日蓮宗 一乗寺の客殿・庫裡新築工事が進んでいます。
施工は富士市の㈱中村組です。
間柱が入り、垂れ壁が入り、断熱材が入り・・・段々と部屋の形が見えてきました。
「ここまでくると、部屋の大きさがよくわかるわね」と大奥様。
現場では現在「防湿気密シート」を施工中です。
写真の緑色のシートが防湿気密シートです!
これは何用か?!というと・・・
気温が高いと、空気はたくさんの水蒸気を含むことができますが、気温が低いと、あまり含むことができません。
そのため、冬、暖房のきいた暖かい室内の空気が外壁内に入り込むと、冷えた外気に触れ結露がおきます。
これを「内部結露」といいます!
壁の中で結露がおこると、断熱材が濡れたり、土台や柱などの構造材が濡れます。
それが繰り返されると、カビの発生や構造材の腐朽が生じます。
そこで活躍するのが防湿気密シート!
室内の湿気が壁内に侵入しないように、ビニールで部屋全体を覆ってしまいます!
シート同士を専用のテープでしっかりと貼り合わせ、コンセントやスイッチの周辺も専用部材で湿気をブロック!
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