愛知県一宮市の設計事務所、菅野企画設計の東松です。
名古屋市内で住宅リフォームの相談を受け伺うと、築80年の古民家でした。
かつては、丸太の小屋組が見えていたそうですが…
現在では天井が張られ、なんの変哲もない内装材で仕上げられています。
床も、もともとは土間で竈があったそうですが…
今ではフローリングが張られ、昔の名残はありません。
「かつてのように丸太を見せて、少し暗いから高窓を設けて…
明るいリビングにリフォームしたいんです」
点検口から、天井裏を覗かせてもらうと…
丸太の小屋組だけでなく、柱の再利用でしょうか?四角い太い梁も確認できました。
「ちなみに、建て直したら、いくらくらいかかるのでしょうか?」と聞かれたので、
「リフォームの数倍は費用が必要ですし…
そもそも、壊すのはもったいないですよ。是非、残しましょう!」とお答えしました。
先ずは、詳細な調査を行うことになりました。
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寺院建築の設計 : 菅野企画設計
伝統構法で快適な生活を実現:古民家再生