愛知県一宮市の設計事務所、菅野企画設計の東松です。
現在、愛知県でお寺の本堂を設計中です。
本堂の地下は納骨堂になっていて、前庭の水盤と階段脇の滝が参拝者を納骨堂へ導く設計です。
設計を進めながら、イメージに近い滝を探したり、
行く先々で滝を見つけたら、観察したり研究をしたり。
しかし、実際にどんなポンプを使ったらいいのか?
吐水口の形状は?
水盤から滝まで、どうやって水を導いたらいいのか?
わからないことばかり。
「完璧な設計は無理ですよ。実際に作りながら検討していかないとね」
以前、境内に噴水とせせらぎの池を作られた経験のある住職はそうおっしゃいますが・・・
設計士としては、実現可能な作り方を検討し、設計図にまとめる必要があります。
そこで・・
ウォーターシステムも取り扱っているメーカー、グローベンの本社を川島と訪ねました。
敷地のなかには、自社製品を使った小さな滝と川、池が作られていました。
その流れを見ながら、今までの実例やウォーターシステムの説明を受け・・
参考になるノウハウを教えてもらいました。
これをベースに、自分なりのアイデアを加え、設計図をまとめることができたので、
工事中に、何度か試行錯誤を繰り返せば、思い描いたものが出来そうです。
工事完成は2年以上先になりますが、今から完成が楽しみです。
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愛知県一宮市の設計事務所です。
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