愛知県一宮市の設計事務所
菅野企画設計の前嶋です。
岡崎市で、木造二階建ての和風住宅を造っています。
和室の「床の間」の顔となるのが「床柱」。
このお宅では「絞り丸太」を使うことにしました。
「絞り丸太」と一口にいっても、一本一本表情が違います。
お客様が希望されれば、銘木店に出かけますが、今回は、現場へ数本運んでもらい、お客様と一緒に選ぶことになりました。
天然絞りなので、太さや絞りの具合はまちまちです。
太さは、どの木が適当だろう?
絞りの具合はこっちの方がいいかな?
こちらの面を正面に向けましょうか?
などなど、
いろいろ悩みながら、床柱を決めていただきました。
その「絞り丸太」の「床の間」。
塗り壁の仕上げまで進みました。
なかなかいい感じです。
「床の間」は、黒漆の床框に龍びん表と紋縁の薄べり敷き、右手の「床脇」は、違い棚と天袋、地袋の床構えですが・・・
「床柱」を後方にずらし、床の間と脇床の「落し掛け」を一直線に伸ばしてみました。
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愛知県一宮市の設計事務所です。
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