いま静岡で耐震改修工事中の本堂の破風板の原寸を確認してきました。

 

現場では工事も中盤まで進んで屋根は平部の野地板とルーフィングが貼り終わり銅板を葺いています。

 

新築の場合は木材の刻みに入る前に軒先の反り・妻壁の破風の原寸を確認するのですが、

既設の屋根の下地を使う改修工事の場合、野地板を貼ってから勾配を測ってからしか破風板の形状が書けません。

今回は、銅板を葺き始める時期に現場を採寸し破風の原寸を作図しました。

 

工事を請負っているのは中津川の加子母にある中島工務店です。

加子母まで事務所から片道2時間弱、原寸場の辺りは雪景色でした。

 

寒い原寸場で、床に書かれた破風の原寸を確認。

大工さんの書いてくれた破風の原寸を少し手直ししてもらいました。

 

今週末には現場に運ばれ、来週には取付されるそうです。