愛知県江南市で古民家の改修工事が進んでいます。
工事監理は植松が担当していますが・・・
設計段階から、構造面は私、前嶋がフォローしています。
現場では、瓦の撤去工事が終わり、いよいよ小屋裏の補強に入ります。
設計通りに施工できればよいのですが・・・
古民家の改修では、解体をしてみて初めて分かることも。
今回は・・・
同じ高さだと思っていた梁が段違いになっていたため、
『補強材を斜めに入れてもいいですか?』と、現場から打診がありました。
△現在現場は、瓦と屋根下地が撤去され、ブルーシートが張ってあります。
そのため、小屋裏が明るく、見通し良好です。
『受け材を打ったら、水平に補強できそうですよ。
受材の大きさは〇×〇以上で、釘の長さは〇〇で、ピッチは○○で。』
と提案すると・・・
『それなら大丈夫。材料もちょうどいいのがあるよ』
と大工から返事が返ってきました。
横で話を聞いていた植松が、
『そういうことなら・・・デザインを少し変えたほうがいいのかな?』
△はしごを上下しながら何か?を考えている植松。
古民家の改修は、予定外のことがよく起こりますが、それもまた面白い!です。
菅野企画設計は愛知県一宮市の設計事務所です。
和風住宅、古民家再生の設計が得意です。http://www.sugano-k.com/soudan.html