土地選びのポイント!
家を建てる時、どこの土地にしようか?悩まれますよね。
3月11日の東日本大震災の前と後では、住宅購入者の重点箇所にも少し変化があったそうです。
以前に比べて、地盤が良いかどうか?ということを気にする人が増えたそうです。
今までは、利便性を重視して土地探しをしている人が多かったということでしょうか?
建物は建替えが可能ですが、土地は簡単に取替えも補強もできません。
ですから、土地選びは大変重要です。
購入する土地がどういう土地かということを事前に知ることで、建物の補強方法や災害対策の準備もできます。
土地を探す時の注意点をいくつかご紹介します。
①軟弱地盤かどうか?を知る。
埋め戻した造成地は、将来沈下の可能性があります。できたら、そういう土地は避けたいもの。
不動産屋さんに、以前どういう土地だったか確認するといいです。
また、土地の名称に「水」に関する地名がある所は、あまり良い地盤ではないかもしれません。
例えば、「池」「沼」など。
もちろん、軟弱地盤であれば地盤改良を行ない地盤補強することで、建物の耐震性をUPさせることはできます。
しかし、その分地盤改良にお金がかかりますから、良い地盤にこしたことはないのです。
②水はけ状態を確認する。
晴れの日・雨の日 両方出向いて、水はけ状態を見るといいです。
最近は、集中豪雨になることもしばしば。
そんな時に排水状況はどうか?不動産屋さんや近所の方に尋ねることもお勧めします。
側溝の流れが悪く浸水しやすい場所では、1階の床高さを上げた方がいい場合もあります。
また、水はけの悪い土地は、白蟻被害にあいやすくなる場合もあります。
③周辺環境の調査
土地の確認に出向くのは、週末だけでなく平日の状態を見ると、騒音や臭いなどもわかります。
近くに工場がある場合、日曜日に工場は稼働していませんから平日訪れると発見できることもあります。
臭わなかった悪臭がしたり、機械の動く騒音がしたり・・・。
また、隣接する道路の交通量も平日と週末では違う場合がありますから、どの程度の交通量か確認しておくといいでしょう。
普段生活するために、利便性はもちろん大切ですが、災害対策に備えて、その土地がどういう土地かを知ることで、より安心で快適な家造りができると思います。
余談ですが震災以降、両親の実家近くで土地を探す人も増えているようです。
いざ災害が起こった時に、お互い協力できますし、安心できるという点からだそうです。
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