勉強の意味?:楽しくなくちゃ勉強じゃない! | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

ビーバートン学区は春休み。校舎も春期講習やっていますが、周りの教育機関には誰もいないので、静かなものです。

 

 

さて、タイトルのある通り、勉強の意味について少し考えてみたいと思います。勉強って何の為にやるんでしょうか。将来お金を稼げるようになる為?将来就きたい仕事につく為?

 

色々とありますが、私は勉強って別に将来がどうとか考える必要があるのかな、と思っています。将来が、とか言っても、別にほとんどの子供達は興味はないわけで。

 

それよりも単純に面白いですよね。今も春期講習の論文講座が隣で行われていますが、言い回しとか、文章の内容とか。話し合うわけですよね。また自分がどういう高校生活をおくってきたのか、なども話し合って、色々と深めていくわけです。それってどんどん自分を開拓していく作業なんですよね。自分の中にこんな表現があったのか、と。こんな思い出もあったなぁ、とか。今まで意識していなかったことをより意識するようになる。

 

勉強って本当はものすごく楽しい作業だと思うんですね。だって知らなかったことを知ったり、より自分のことを分かったり、世界が広がっていくこの実感。勉強ほどアドレナリンが出ることはないと思うんですよね。

 

個人的には最近、「アンナチュラル」というドラマにドハマりまして、これを何度も見てしまうほどなのですが、それに関連して法医学の本なんかも読み始めてしまいました。

 

そうやってどんどん自分が知らなかったことを知ることができる。これは本当に素晴らしいことです。

 

そんなわけで、子供達には将来のことよりも、単純に勉強楽しいよ、って言いたいですね。楽しくなければ本当の勉強じゃないですよ。