過保護のカホコ:愛するより信じる方が難しい | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

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アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

過保護のカホコ、第8話、見ましたでしょうか。

 

見ていない人のためにネタバレはしませんが、きましたねぇ。脚本家の遊川さんは、GTOとか、家政婦のミタとかを書かれた方です。一話に一つは印象的なセリフを残して行くんですよね。家政婦のミタも「家族とは何か」という問いかけをしてきていましたよね。

 

 

過保護のカホコの第何話だったか忘れましたが、私はバアバの言葉が印象に残っています。

 

「愛するより信じる方が難しい」

 

これはバアバが過保護に娘と接しているお母さんに向けた言葉なのですが、子供を信じることの難しさが、この言葉に凝縮されているな、と思います。

 

「子供を信じてください」これは私もよく保護者の方々に伝える言葉なのですが、これを実践するって本当に大変なことですよね。

 

とある方のエピソードを思い出すのですが。子どもがテストで20点をとってきたらしいんですね。子供としては、どれだけ怒られるのだろう、と思って恐る恐るテストを親に見せました。すると、お母さんはこう言ったそうです。

 

「勉強してなかったんだから、こんな点数でしょ。」と。

 

勉強をしてなかったからこその点数。あなたなら勉強したら点数取れるのよ、というお母さんの信じる心をキャッチしたのでしょう。そこから、その子は一所懸命に勉強をして成績がグングン上がって行ッたんですね。

 

 

このエピソードを通して私がお伝えしたいのは、テストで悪い点数をとってきたら、こう伝えるといいですよ、という上部のことではなく、子供を信じる、ということなんですね。言葉なんて、心の表現でしかないわけで。心のない言葉なんてあまり意味がないわけで。

 

お父さん、お母さんに求められることって本当にこの一点になるのだと思います。

 

「子どもの可能性を信じること」

 

それ以上でもそれ以下でもないと思います。どんなに悪い点数をとってきても、学校で嫌な思いをしてきても。子どものことを信じて、見守ってあげるしかないんですよね。

 

 

そんなわけで、過保護のカホコ、今ターム一押しのドラマです。