何事もイベントというのは最初から理想形で行うことは難しいものです。理想ばかり追いかけていると、なかなか実行に移せない。理想と現実の間に落とし所を見つけて、とりあえずやってみることが大事になってきます。
今回の古本市場はそういう意味では、貴重な第一歩を歩み出せました。
たくさんの方にお越し頂き、賑わった古本市。
当日は、ボランティアとして生徒たちも参加。売ることの大変さ、お金を数えること、お礼を言うこと、お釣りを渡すこと、などなど、保護者の方々の支えもあって、子供達もたくさんのことを学べたようです。
中には、「次やるときも売り手として参加したい!」との声が。
私は本が売れたことよりも、たくさんのお客さんが来てくれたことよりも、こう言う生徒たちの声が何よりも嬉しかったです。
お金を手に握って、お釣りをお返しして、商品をお渡しする。そしてお客さんに感謝される。こう言う経験が、座学にも活かされるのだと思うのです。
大きな第一歩となった古本市でした。ご協力いただいた保護者の方々に本当に感謝です。