日頃から人には優しくしておくこと:雪の中のサバイバル術 | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

もう雪に物申したいですね。ここまで降りますか?と。ここまで降られてしまうと、逆にスッキリ感はありますが。

 

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先日の火曜日、ポートランド校は通常通り授業が行われましたが、最後の生徒を送り出した時に保護者の方に聞かれました。

 

「先生、外の雪すごいですけど、帰れますか?」と。

 

私「あ、チェーンもあるんで、大丈夫です。ポートランドは雪に弱すぎですよ。こんなんで街が機能しなくなっていたら北海道に笑われますよ。はっはっは」

 

 

というわけで、人を馬鹿にすると罰が当たりますね。通常10分程度で家に着くのですが、90分近くの悪戦苦闘を経て、無事に家に帰ってくることができました。(涙)

 

実は、授業後、降り積もる雪を目の当たりにしまして、これはチェーン無しでは帰宅は無理だな、と考えました。しかし、買って間もないチェーンをトランクから取り出して取り付けようとすると、なかなか思ったようにいかないんですね。顔に吹き付ける雪。かじかむ手。タイヤの周りでひざまづく私。取り付け方法が書かれた説明書にも雪が積もり。わたしは焦っていました。

 

えぇ、どうしよ、全然つかないぞ。。。晴れの日に練習しておけばよかった。チェーン無しで帰るべきか。。。うーん、でもそれしか方法はないか。。。と諦め始めた頃。後ろから声をかけてくる人が。

 

「へい、手伝おうかい?」

 

おぉ、この声は、隣の音楽教室責任者のM!こんな雪の中、手伝ってくれるなんて!!!そうです、Mとは日頃から情報交換をしておりまして、教室運営から人材育成に関すること政治のことまで色々と喋っていました。いい情報があれば彼に伝えていたんですね。そんなMが、雪が吹き付ける中、手伝ってくれるなんて。

 

「よかったぜ、日頃から良くしておいて ( ̄▽+ ̄*)」と黒い心の声が聞こえてきました。その後、Mとともに悪戦苦闘するも、それでもうまくつけられず。彼が提案してきました。よかったら俺の四駆で送るよ、と。

 

「えぇ、なんていい人!」

 

というわけで、車は校舎に残しましたが、私は無事に帰宅することができました。帰りの道中、Mから色々と話を聞くことができたのですが、彼も父親だったことが判明。私はてっきり独身だと思っていたのですが、私も父親として、子育ての大変さで話が盛り上がりました。それにしても日頃から人に良くしておくって大事だな、って思いました(笑)

 

というわけで、一体この雪はいつまで続くのやら。今週末のテストと書初め大会もできないかもしれません。