夏休みって必要ですか? | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

以下は各国の学校での年間授業日数ですね。


日本 243日
韓国 220日
イスラエル 216日



ナイジェリア 190日
フランス 185日
アメリカ 180日

この数字、皆さんならどう見ますか?

日本はこの学校日数に足して、夏休みは塾で勉強ですからね。日本とアメリカって64日間も違うんですね。単純計算で3か月分ですね。うーん、そんなに日数が違うのにこの程度の学力差か、と思うべきか。それともこんなに差があるのか、と思うべきか。またまた、フランスもアメリカとほとんど一緒と見るべきか。学校の日数と国力は違うのか、と見るべきか。

もちろん子供達は夏休みで喜んでいますが、この三か月の夏休みで、いったいどれだけの学びが忘れ去られるのか。本当に残念でなりません。もちろん経済的に余裕がある家庭は、サマーキャンプなどで様々なことを学べるのだと思いますが。余裕のない家庭は、本当にどうやって時間をやり過ごすのか。

もうエアコンもあることですし、快適な学習環境もありますし、皆が皆、農業に従事しているわけでもないのに。これだけの夏休みの必要性は全くないと思うんですよね。

教育者として、また一児の父親として私も色々と考えてしまいますね。。。

もちろん巣鴨アドバンススクールの生徒はこの夏休みの間も、勉強に励んでもらいます!