真面目な教育論:学は真似 | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

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アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

なんだか最近、真面目に教育を語らないブログになっている気がしましたので、たまには真面目に書きたいと思います!笑

教育って聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか。

先生が生徒を教える。

親が子供を教える。

そう考える人も多いかもしれません。


でも、教育って教えるとか教わるよりも、「学ぶ」ことなんですよね。

「学ぶ」ことって「真似ぶ」が語源とも言われていますが、真似をすることなんです。

なので、子供は周りの人の真似をします。

真似をしながら、どんどん学んでいくんですね。


うちの1歳になる子も、どんどん真似をしていきます。

それこそ、親が足でドアを閉めようなら、子供も真似ます。

あぁ、やっちゃった、って思いますね。

逆に新聞を読んでいると、子供も新聞読みますから。

もちろん一歳なので、読んでいるというよりもくしゃくしゃにしているだけですけどね。



だから、子供に勉強して欲しければ、親のできることって、自らが勉強することなんだと思うんですよ。

そういうところから子供って真似て、学んでいきますから。



子供にだけは「勉強しろしろ」って言って、自分は全然勉強していない人。

それって、やっぱり子供からしてみたら、理不尽な親の要求に映ってしまいますよね。



うちの父と母は、勉強しろって言わなかったんですよね。

ただ、彼らは勉強していました。

子供ながらに、お父さんもお母さんも頑張ってるな、って思っていました。

私自身はスーパーファミコン時代の人間なので、よく家でゲームやっていました。

その時にやめなさい、と言われるのではなく、隣で勉強している親がいた方が、ゲームを楽しめず、断然効果的でしたよね。


もちろん親はそんなつもりで勉強していたわけではないと思うんですけどね。



子供に勉強してほしいから、親も勉強するっていうのは、ずれていますので、それが目的になってはいけないとは思います。

でも、親が成長しようとしている限り、子供はそういう姿を見て学んでいますから。

是非是非、保護者の方々も頑張ってもらえたらって思います。