今日生徒に、こんな質問を聞かれました。
「先生って結構お金もらってるんでしょ?」と。
もう、笑うしかなかったですよね。
お金を「結構」もらっている、なんて思ったこともなかったですから。
でも、考えました。
全然もらってないよ、というのもおかしいかな、と。
世の中には、本当にその日暮らしの人がまだまだたくさんいます。
その中で、私は幸運にも衣食住に不自由していないわけですから。
世界基準でいくと、全然もらってないなんて、失礼な話ですよね。
でも、結構もらってるよ、というのも変な話だな、と思いました。
上を見たら、本当にいくらでもいますから。
500ドルするアイパッドを買おうか買うまいか、考え続けてもう3年が経とうとしている庶民です(笑)
と生徒の突飛な質問に、貧困問題や格差問題のことまで色々と考えてしまいました。
でも、お金のことについて学ぶって大事です。
なのに、大人がそういう話を避けるのも変だなって思いました。
お金って汚いイメージがどこか私自身の中にもある気がするんですよね。
他の生徒にはこんなことを聞かれたことがあります。
「先生ってお金好きですよね?」と。
その時、私は保護者の方々から頂いた小切手を何枚も持っていたんです。
私は素直に、「はい、好きですよ。」って笑顔で答えました。
あの時に写真でも取られていたら、週刊誌に「巣鴨の室長:金の亡者!」なんて題で掲載されていたことでしょう!笑
お金って何でしょうね。
でも、一つだけ言えるのは、お金をもらうと、気が引き締まるんです。
「今月もうちの子をよろしくお願いしますよ!」って言われている感じになるんですよね。
「成長させなかったらただじゃおかないですよ!」と(笑)
こちらも「承知致しました、お代官様、必ずや成果をお見せいたします!」ってなります。
もちろん例えですよ。
でも、この緊張感ってお金が関わるから出てくるものだと思うんです。
先日のお母さんの勉強会も、内部の方は無料でしたが、外部の方には一人$10お支払いしてもらいました。
有料にするとこっちも価値あるものを提供しなくちゃ!って思えるんですよね。
無料だとお互い緊張感がなくなってしまう。
参加してくれた人も、勉強会が大したものでなくても、無料だしって甘くなります。
ジムとかもそうですよね、あれってお金払っているから行かないと!って思えるのであって、あれが無料で行けるのであれば、別に無料だし、今日も休んじゃえってなります。
というわけで、お金の事を理解するってとっても大事だと思うんです。
でも、なぜか汚いイメージがあるお金。
お金って汚くもきれいでもないと思うんですよね。
そんなわけで、小中学生向けに「お金の講座」とか計画中です。
お金って何?というところから、世の中がどう動いているのか、お金を払うことってどういううことなのか。
そんなことが学べたらいいなって思っています。
詳細は後日お伝えいたします!