生徒「先生「ぶさた」って何ですか?」
私 。。。
。。。
。。。
(・・;)へ?笑
とある生徒との会話です。
彼はもう長年巣鴨に通ってきてくれています。
ここ1年間はワンピースというマンガを使って、毎週わからない単語で文章を書く、ということをやり続けているんですよね。
好きこそものの上手なれ
という言葉通り、マンガを通してコツコツと語彙力あげています。
永住生の日本語教育ってこういうところにヒントがあると思います。
そんな彼からの質問でした。
「ぶさた」とは何か。
答えは「ご無沙汰しております」の「無沙汰」です。
沙汰が無いと書いて「無沙汰」。
沙汰というのは、警察沙汰とか恋愛沙汰とか、何かの出来事ですね。
「ぶさた」って聞くと訳のわからない単語に聞こえてしまいますよね。
という訳で、永住生の日本語教育って本当に楽しいです。
彼らからの質問や冗談は本当に目が点になることが多い。
心から日本語を楽しんでいるな、って思うんです。
楽しめたら日本語力って本当に自然とあがっていくとおもうんですよね。
無理やり漢字テストをやるんじゃなくて。
親が毎週鞭打つ必要もなくて。
楽しいから勉強したくなる、そういう日本語教育が永住生に求められていることですし、またそうなっていかないといけないと思うんです。
私たち教育者はそういう責任があると思っています。
という訳で良い週末を♪