国語教育とは:横道にそれていく面白さ | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

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アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

いい天気が続きますねぇ。

最近、太陽の日差しが体にこたえるようになりました。

もともとインドア派ではありますが

それが更に強化されそうです(笑)


そんなインドア教室長からの本の紹介です。

先週紹介した本からの抜粋になります。


「勉強は大学入試のためだけにあるのではありません。

長い人生を生きて行くための基礎力をつけるためにあるのです。

とくに国語はそうなのです。

国語は全ての教科の基本であり

学ぶ力の背骨と言っていいでしょう。」


〈銀の匙〉の国語授業 (岩波ジュニア新書)/岩波書店

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そうなんです。

国語って全ての教科に通じる科目ですよね。


この橋本先生の授業、とにかく横道にそれていきます。

読んでいて、こんな授業を学生時代に受けてみたかった!と思わせてくれます。

とか言う私も

授業のときは、とことん横道にそれていきます。


先日は、英検の勉強をしている生徒の分からなかった単語の一つに

reasonableがあったために

そこから

able(~できる)とは何か、という話になり

washable(洗うことができる)の説明に入り

expandable(伸ばすことができる)とか

bendable(曲げることができる)とか

他にも

tableなんてあるよね、とか言うと

生徒が、先生、それは違います!
\(*`∧´)/

というのどから手が出るほど欲しかったツッコミが入り

私としては大満足な説明となりました(笑)


意外と生徒は

最後のtableくらいしか覚えていないのかもしれませんが(・・;)


そんな訳で、とことん横道それていきましょう!ということを学ばせてもらいました。

もちろん教師の手のひらの上での話ですけどね。