勉強しなさい!宿題しなさい!
こういう指導をしても、子どもたちのためになりません。
それでは、子どもたちのためになる指導とは何か。
「教育とは納得させること。」by先輩
生徒が行動(勉強)に移すまでプロセスは以下のようになります。
( )の中はその主体者です。
①オープンになる(生徒)
②指導する(先生)
③納得する(生徒)
④行動にうつす(生徒)
①先生はまず、生徒を信頼し彼らの言いたいことを理解すること。
そうすることで生徒にこちらの指導を聞く姿勢ができ、オープンになる。
②オープンになったら相手が必要としている指導ができる。
③④その指導に、生徒が納得すれば行動につながる。
勉強しないのも
宿題しないのも
結局は子どもたちが③の納得をしていないからです。
だから④の行動につながらない。
③の納得をするためには
まずは相手が①のオープンになる必要があります。
これは時が来ることを信じて、時を待つ必要があります。
むりやり②の指導をしても意味がありません(笑)
「宿題しなさい!勉強しなさい!」
一所懸命②の指導をしても
①のオープンになった状態がなければ
まるでキャップがしまったボトルに
無理に水を入れようとするようなものです。
その指導が入る訳がありません。
そこは待つしかありません。
待つと言っても、ボケーッと待つのではなく
常に時を探り
その上で、①の聞く姿勢が熟成するのを待ちます。
②の指導も、こちらの言い分ということではなく
相手が③納得できるように、相手に合わせて②の指導をすることが大事になります。
相手を納得させること
それが彼らの行動につながるのです。
この4つのプロセス。
①オープンになる(生徒)
②指導する(先生)
③納得する(生徒)
④行動にうつす(生徒)
是非ご家庭でも意識してみてください。