ワンピースという漫画。
皆さんはご存知でしょうか。
ONE PIECE 1 (ジャンプ・コミックス)/集英社

¥410
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最近、私も生徒から借りて読み始めました。
エンジンかかるのに時間がかかったのですが
想像以上に面白くなってきました。
現在、23巻を読み終わりまして
アラバスタ王国編という物語が終わったところです。
アラバスタ王国編を簡単にお伝えしますと
アラバスタという王国を守る側の主人公チーム
対
それを乗っ取ろうとするクロコダイルチーム
この二つのチームの肉弾戦です。
こんな単純な内容であれば、いつもの少年ジャンプの漫画と変わりません。
私の世代である
「ドラゴンボール」
「幽幽白書」
と大差ないわけです。
(ちなみに「スラムダンク」も私は大好きです。バイブルですね(笑))
私はこのワンピースという漫画の何が違うのかな、という視点で読み続けているのですが
クロコダイルという悪役が
これがこれがなんというか
大人なんですよね。
「理想を実現できるのは実力あるもののみだ」とか。
「負け犬は正義を語れない」だとか。
「お前がどれほど仲間のことを想おうが、ここで俺に勝てないのなら、全ては水の泡だ」とか。
とことん、仲間のことを想って行動する主人公チームと対局を行きます。
この対比が読んでいておもしろいんですよね。
まるで、現実 対 理想
大人 対 子ども
どんな手段でもってしても、勝利を得ようとするクロコダイルチーム。
でも、理想を掲げ、あきらめない主人公チームは
やられてもやられても、挑戦し続ける。
追い込まれても、これでゲームオーバーというところに追いつめられても
それでもあきらめない。
あきらめない原動力は何か。
それは「夢」であり、「仲間を想う心」なんですね。
この対比が本当におもしろく
どんどんワンピースの世界にはまって行きます。
ずいぶんと世間からは遅れをとってしまいましたが
空島編が始まったワンピースがどうなっていくのか楽しみになってきました。
皆さんも機会ありましたら、是非手に取ってみてください。