ワンピース:子ども 対 大人 な漫画 | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

累計3億冊を発行している

ワンピースという漫画。

皆さんはご存知でしょうか。



ONE PIECE 1 (ジャンプ・コミックス)/集英社

¥410
Amazon.co.jp




最近、私も生徒から借りて読み始めました。

エンジンかかるのに時間がかかったのですが

想像以上に面白くなってきました。


現在、23巻を読み終わりまして

アラバスタ王国編という物語が終わったところです。



アラバスタ王国編を簡単にお伝えしますと

アラバスタという王国を守る側の主人公チーム



それを乗っ取ろうとするクロコダイルチーム


この二つのチームの肉弾戦です。


こんな単純な内容であれば、いつもの少年ジャンプの漫画と変わりません。

私の世代である

「ドラゴンボール」

「幽幽白書」

と大差ないわけです。

(ちなみに「スラムダンク」も私は大好きです。バイブルですね(笑))



私はこのワンピースという漫画の何が違うのかな、という視点で読み続けているのですが

クロコダイルという悪役が

これがこれがなんというか

大人なんですよね。


「理想を実現できるのは実力あるもののみだ」とか。

「負け犬は正義を語れない」だとか。

「お前がどれほど仲間のことを想おうが、ここで俺に勝てないのなら、全ては水の泡だ」とか。


とことん、仲間のことを想って行動する主人公チームと対局を行きます。

この対比が読んでいておもしろいんですよね。

まるで、現実 対 理想

大人 対 子ども

どんな手段でもってしても、勝利を得ようとするクロコダイルチーム。


でも、理想を掲げ、あきらめない主人公チームは

やられてもやられても、挑戦し続ける。

追い込まれても、これでゲームオーバーというところに追いつめられても

それでもあきらめない。

あきらめない原動力は何か。

それは「夢」であり、「仲間を想う心」なんですね。


この対比が本当におもしろく

どんどんワンピースの世界にはまって行きます。


ずいぶんと世間からは遅れをとってしまいましたが

空島編が始まったワンピースがどうなっていくのか楽しみになってきました。

皆さんも機会ありましたら、是非手に取ってみてください。