ドラマ半沢直樹:悪に立ち向かう銀行員 | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

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アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

皆さんは「半沢直樹」というドラマをご存知でしょうか。




いやはや、(たけしさんご指摘ありがとうございます。)

このドラマ本当に面白いですね。

視聴率も最高で30%を越えたとか。


「空飛ぶタイヤ」で池井戸潤さんの魅力を知ってしまってからは

空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫)/講談社

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池井戸さんの作品を色々と手に取ってしまうのですが

ドラマ半沢直樹の原作の一つである「オレたちバブル入行組」も数年ぶりに読み返したのですが面白かったです。

小説を読んでいても、ドラマは面白いですね。


オレたちバブル入行組 (文春文庫)/文藝春秋

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正義が権力で痛めつけられて

それでもめげずに立ち向かうという

水戸黄門のように展開は読めてしまうのですが

それでも、大変愉快に読ませるのが池井戸さんです。


一番印象に残っているのが

半沢の父の台詞で

「夢を見続けるってのは難しいもんだ

それに比べて夢を諦めることのなんと簡単なことか」

と。

これは私自身、いつまでも心に刻んでおきたいな、と思っています。

また、子どもたちにも伝えておきたいことの一つです。


学生時代に描く夢は、丁寧に手入れされた花壇に咲く綺麗な花です。

社会人時代に描く夢は、現実という泥沼の中で、しぶとく咲く花です。

この泥沼の中で花を咲かせ続けることが、どれだけ大変なことか。

そんなことを凝縮した、半沢父の台詞。

いやはや、池井戸潤さん、読んでいて気持ちがよいですね。