ボストン爆弾テロ:恵まれた環境で学ぶ責任 | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

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アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

先日ウェルズリー大学の紹介をした矢先に

ウェルズリーから車で30分もかからないボストンで

爆弾テロが起きました。

私は当日、何も知らずに校舎にはいったものですから

急にウェルズリーの親友から

「一応伝えておくけれど、こっちは無事です」

とのメッセージが入り


私はてっきり間違いでこんなメッセージが送られて来たのだと思ってしまいました。


その後、爆弾テロのニュースを見て

私のリアクションは正直

「またか」というものでした。


アメリカでは銃乱射と言い、爆弾テロと言い

本当に色々な所で限界が来ているのかな、と思います。

ただ、日本は日本で

地震が多発、自殺者は相変わらず年間3万人規模。

なんだか、人類が悲鳴をあげているようにしか思えません。


ただ、周りを見渡すと

爆弾テロも銃乱射も地震も自殺も

どこか遠い世界の話のよう。

今日もポートランドは天気が良く

自然があふれ、小鳥のさえずりが聞こえてきます。

これが当たり前だと思っちゃいけないんですよね。


爆弾テロも銃乱射も自殺の問題も

日々犠牲になっている人が実際に存在します。

また、いつ自分に降り掛かって来るか分かりません。

そういう意味で、平和な世界に暮らしている者として

積極的にこれらの問題に取り組む責任があるのだと思います。


私は学生時代に

恩師からこう言われたことがあります。

君たちは真のエリートになりなさい、と。

真のエリートとはなにか。

それは恵まれた環境で学ぶことができた恩返しを

社会に還元していく者

ということでした。


私も子供たちに機会あるたびにこう伝えています。

たくさん勉強して、力をつけて

自分のため、周りの人のために力を発揮する人生を歩んで行くんだよ、と。