ストリートカー:ポートランドの公共交通 | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

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アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

今週も始まりましたね。

週末は不安定な天気でしたが

今週も頑張って行きましょう。



週末、私は何をしていたかと言いますと

「電車でゴー」をしていました。( ̄▽+ ̄*)


電車でゴーとは何か。

それは何の目的もなく

ストリートカーやライトレールに乗って

ブラリと小旅行にでかけるのです。


世界の車窓から

ならぬ、ポートランドの車窓から、というやつです(笑)


日頃は運転ばかりして

景色を楽しむこともありませんので

ここぞとばかりに

ボケーっと外の景色を楽しんだり

行き交う人々を観察したり

どこに行く訳でもなく

とにかく公共交通を使って

何の目的もなくブラリと行くのです。



よく考えてみますと

私が幼稚園児だった頃

よく母親に連れられて電車を見に行っていました。

当時から電車が好きだったようです。



昨日行って来たのは

昨年開通された

OMSI行きのストリートカー

なかなか乗る機会もなく

やっと実現しました。

なんだかオタク感が漂っていますが続けます。( ̄ー ̄;

ちなみに、こちらが開通したときのビデオです。



公共交通が寂しいアメリカ西海岸ですが

その中でも、群を抜いて発展しているのが

ポートランドの公共交通システムです。

私の友人が都市開発関係の仕事をしているのですが

ポートランドには全米から都市開発を学びに来る生徒が多いそうです。


2014年にはループプロジェクトも完成し

山手線のような環状線ができあがるそうです。

楽しみですね!

こちらがそのビデオですね。




アメリカの歴史をひもときますと

1900年代のT型フォードという安価な車が出てくるまでは

交通の主役がストリートカー、路面電車でした。

しかし、車の経済性や快適さに負け

路面電車は衰退して行ったようです。


ただ、昨今は、環境問題や渋滞などの問題が多く

路面電車が見直され始めています。

その先駆をきって路面電車が活躍し

都市開発計画がうまくいっているのがポートランドだそうです。



そんなわけで、私のオタクっぷりを披露したところで

月曜日のブログを終わりたいと思います(笑)

それでは今週もはりきって行きましょう。


より詳しく勉強したい方はこちらの本を参考にしてください。

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