こんにちは。
今週は数日間授業も無いので
ゆっくりできるかと思いきや
来週からの授業の準備などに追われています。(・・;)
そんな訳で、あっという間に金曜日になってしまいました。
子どもたちも、最初の一週間はリズムを取り戻すのに大変だったのではないでしょうか。
さて、先日のことですが
私の大学時代の旧友の紹介で
仕事のためにポートランド周辺に来ている方と夕食をする機会がありました。
その方は医療系の政府機関で働いているそうです。
とても気さくな方で、おもしろい話をたくさん聞けたのですが
その一つに
日本とアメリカの健康に対する考え方の違い、というものがありました。
極端に言えば、日本では病にかかっても病院に行けば良い
という考え方で
アメリカは、病にかからないようにするにはどうすれば良いか
という予防重視の考え方です。
これはアメリカの医療費が異常に高いという理由もありますが。
麻疹(はしか)を例にとってみますと
日本はつい数年前まで予防接種が一回しか義務づけられていなかったそうです。
麻疹というのはどんな病気かと言いますと下を参照ください。
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麻疹(ましん、英: measles, rubeola、痲疹とも)は、ウイルス感染症の一種。伝染力が非常に強く、世界保健機関WHOの推計によれば、2004年の全世界の患者数は約40万人で、東南アジア、中近東、アフリカで多く発生している。
参照:Wikipedia
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合併症も引き起こすらしく
最悪の場合は、ウィルス性脳炎にもなり
死亡にいたるケースも。
それが、アメリカの少年野球大会で
日本の子どもたちが麻疹をアメリカに持ち込み
日本の予防接種への中途半端な取り組み方が注目を浴びたようです。
その後は、日本でも2回の予防接種が義務づけられるようになり
麻疹の感染が少なくなった、と。
その時に報道がこちら。
そんな訳で
アメリカと日本の病気に対する考え方、取り組み方を学べた一時でした。
ちなみに、日本食にその方を連れて行ったのですが
日本食が大変恋しくなっていたらしく
えらく感動してくれました(笑)
それでは、良い週末を♩