いじめ解決策:私たちが広められる2点の認識 | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

滋賀県の大津市にて中学2年生の男の子が自殺をしたニュースを見て

思った事ですが

まずは、このマスコミの報道を受けて

社会全体が大津市教育委員会や学校を悪者にしたてあげ

それを攻撃する、という構図ができあがっています。

つまり、社会全体でいじめを見逃した大津市をいじめる、という

なんとも皮肉な事態になっています。


マスコミ、教育委員会、学校、保護者、生徒たち

お互いがお互いに責任転嫁して

いじめの対処法を議論しない。

私はこのブログでも何度か述べていますが

全ては自分の責任と一度とらえ直し

自分が何をできるかを考える必要があるのです。

そこからしか価値はうまれません。




私たち一人一人ができること。

私は2点あると思っています。

まず1点目は、いじめは絶対悪である、という認識を広める事。


いじめられっ子は一切悪くありません。

どんなに汚くても、どんなに背が小さくても高くても

どんなに家庭が貧乏でも裕福でも、どんなに周りから嫌だなと思われている子でも

どんなに成績優秀な子でも

それらは、いじめて良い理由にはなりません。

いじめは絶対悪です。




そして2点目は、いじめられている子にはこう伝えることです。

「私をいじめたらかみつくぞ、くらいに強気でいきなさい」と。

そして、学校が嫌になったら、通わなくても良い、と伝える事。


この2点

いじめは絶対に悪く、いじめられっ子は何も悪くない、という認識

いじめられっ子には、強気でいきなさい、と伝える事


この2点を社会に広める事こそ

私はいじめの根本的な解決につながっていくと信じています。