日本の子たちの夏期講習 | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

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アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

こんにちは。

今週もあっという間に金曜日です!(笑)

もう本当に悲しいくらい速く一週間が過ぎて行きますね。


さてここ最近保護者の方々に聞かれる質問の一つに

どれくらい夏期講習のコマ数をとれば良いですか

というものがあります。


1人1人状況が違いますので

あくまで日本の子たちは夏の間どれだけ塾で勉強するかをお伝えします。

皆さんビックリされるでしょうが

日本の人たちにとってはこれは常識となります。


高校受験を控えた

中学3年生は、25日間、塾に缶詰になります。
(ちなみに日本の夏休みは40日間程度です)

一日の時間割ですが

2時間英語  2時間数学

1時間国語  1時間理科  1時間社会

という内容。

これに追加して

5泊程度の合宿を行います。


中学2年生と1年生も20日間

1時間 数学  1時間 国語  1時間 英語

のスケジュールをこなします。

そしてこれに毎日宿題が課されるのです。




中学受験となりますと

小学生だからと言って全く容赦なく

小学6年生は40日間の夏休みのうちの25日間

国語2時間 算数2時間 理科1時間 社会1時間

これを毎日取り組みます。


小学5年生も夏の20日間

国語1時間 算数1時間 演習1時間

毎日取り組みます。

もちろん宿題もかなりの量です。


日本の教育レベルが

どうして高校まではトップレベルなのか

ご理解いただけるかと思います。


もちろん、量だけこなしていれば良いかと言われると全くそうではありません。

ただ、何事も量なくしては

何も成し遂げられないのが現実ではないでしょうか。



あくまで参考にしていただければ幸いです。

それでは皆さん良い週末を♩